あさっては待ちに待ったGLAYのライブなんですね。
今までGLAYのライブには23回行っていて、今度が24回め。
で、そのGLAYのライブに初めて行ったのは1999年のことで、
それ以来毎年必ず1回はGLAYのライブを見に行っていたんだけど、
昨年は行けなかったんですよね。
なので、けっこうひさびさなので楽しみなのでした。
そのGLAYですが、
昨年の10月に発売されたアルバムのタイトルはまさに「GLAY」で、
彼ららしい音楽が未だに奏でられているのでした。
そこで思ったのが、彼ららしいというものを維持していくことの難しさ。
あの人の曲を聞くとどれも同じに聞こえるって、
いろんなアーティストに対してよく聞く言葉だったりして、
それを言っている人は、けっこうマイナスな感じで言っていることが多い気がするんだけど、
実はそれって、かなりすごいことなんだよなーって思うようになりました。
それだけぶれずに曲を作り続けられてるってことだもんね。
人間生きていれば人生観とかも変わってきたりするだろうし、
あとは、大人の事情というか、
より売れるようにするために音楽性を変えてしまうこともあると思うんだよね。
でも、GLAYはそういう話じゃなくて、
まさにGLAYサウンドを奏で続けているわけ。
まあ、おんなじ曲しか作れないって話じゃなくてね。
メロディーの感じとか、その後に続くであろう音の感じとか、
それをコード進行というみたいなんですけど、
それがある程度規則的だったりするってことなんですよね。
そうなると、ある意味では「安心する」わけだよ。
次に来るメロディーがある程度予想できて、
それがその通り来てくれると、ああ、やっぱりGLAYだなーって。
そういう安心感がまさに「らしさ」なのかなって。
でも、それだけでは飽きも来るだろうし、
だから、ちょっと裏切ったりするところもあるわけだよね。
それを楽しむのが音楽なんですかね。
それは音楽だけじゃなくて、他のジャンルもそうだといえばそうかもね。
お笑いなんかでも、
ある程度のパターンというか、定番のものを待っているところがある一方で、
それを裏切る楽しさがあるんだもんね。
そろそろ20周年のGLAYは、
そういううまさがあるからこそ長く続いているんだと思うし、
そのうまさが意識的というよりは、無意識というか、
無理して作り上げているものではないからいいんだろうなと。
まあ、お前に何がわかっているんだって感じですけどね。