らしさって難しいね その3

で、そのらしさってのを考えたときに、
最近好きになったROCK’A’TRENCHはどうだろうかと。

彼らは自分たちで曲を作っているから、
完全に回り次第ってことはないんだけど、
それでも、売り方の戦略というかそういうことなのか、
やっぱりちょっと変わってきている感じなのかなーと。

もともと、彼らのバンドの前身となったバンドは、
SKA SKA clubというスカバンドなので、
そのスカの感じがけっこう強かったと思うんだよね。

それがちょっとずつ減ってきているのかなと感じたりするんだけど、
でも、まだまだ大丈夫だろうと思っているのは、
最新曲にはレゲエの要素が取り入れていて、
まだ彼ららしさが残っているのですよね。

ROCK’A’TRENCHというバンド名は、
ジャマイカのレゲエミュージシャンのボブ・マーリーの曲である、
「Trench Town Rock」というのに由来しているんですよ。

なので、そういうところをいつまでも残しておいてほしいなって。

でも、一方で一般受けしそうな曲も作られているわけですね。

やっぱり、スカとかレゲエでは、
爆発的に曲が売れるってことはないんじゃないかと思うんだな。

なので、けっこうポップな一般受けしそうな歌も作ってるわけで、
彼らを有名にした「My Sunshine」はその1つかなと。

その後に出た「言葉をきいて」なんかもそうかな。

もちろん、いろいろなパターンの曲が出てきた方が飽きも少なくなるし、
そのバランスをどう保っていくかってことになるんだと思うんだけど、
だんだんと後者が多くなってきちゃったらおしまいだろうなって。

そうならないことを願っているのです。

有名になればなるほど、らしさは失われてしまうのではないかと、
ちょっと心配なんだよね。

そんな俺も、結局は「My Sunshine」から聞くようになったわけで、
まあ、びびっと来た曲は「旅人」ですけど、
別に古くから知っているわけではないから、
知ったようなことを言うなって感じだと思いますけどね。

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