「高校生ボランティア・アワード 2017」

ということで、今日はさいたまスーパーアリーナまで行ってきました。
今日と明日、「高校生ボランティア・アワード 2017」が開催されているんです。

このイベントは、高校生が日頃から続けている活動を応援するプロジェクトで、
さだまさしさんが設立した「風に立つライオン基金」が主催となっています。

がんばっている高校生を「みんなでほめよう!」というのが最大の趣旨だとか。

100校ちょっとの高校がいろいろなボランティア活動を紹介していたんだけど、
ほとんどが「ボランティア部」とかそういう話なのかと思ったら、
地歴部とか普通の部活がやっているところもあって、なかなか関心でした。

全部を見ることはできなかったんだけど、気になったところをいくつかご紹介。

岡山にある山陽女子高校では、瀬戸内海の海底ゴミについて調査をしていて、
こんなにたくさんのごみが揚げられるんだそうです。

石川県の津幡高校ではトキの保護に取り組んでいるとか。
トキといえば新潟・佐渡という感じですが、本州最後の飛来地が石川だそうで、
その関係から活動しているんだって。折鶴ならぬ折トキを作ってきました。

徳島県の新野高校と小松島西高校では共同でたい肥作りを行っていて、
河川敷の草を買ってたい肥にして近所のみなさんに配っているとか。
で、そのたい肥をひまわりの種とともにもらっちゃいました。ありがとう!

東京の豊南高校では聴覚障害児専門の入所施設「金町学園」での活動を行っていて、
ただ、この金町学園が存続の危機にあるということで募金活動もしているとか。
金町学園がなくなると、このような施設は東は室蘭、西は名古屋までなくなるそう。
そんなんでいいんでしょうかね。都や国はどうにかしてくれないものなのか。

兵庫の神戸龍谷高校ではネパール支援を行っていて、
募金を集めて校舎の建設に役立ててもらったり文具を集めて送っているんだそう。
教育から国を変えなければとの思いから、実際に現地にも行ってるんだって。

愛媛県の宇和島水産高校では近海で取れるサメなどをホルマリン漬けし、
地元の子どもたちに見せることで地域理解を深めてもらっているそう。
実際にサメの肌を触らせてもらったんだけど、向きによって触り心地が違いました。

群馬県の尾瀬高校では尾瀬湿原でシカによる被害が拡大しているそうで、
その調査をするなど、地元の自然に着いて学び、それを伝えていっているそう。
学校にはホームステイ制度があって全国から25名がこの制度を利用しているとか。
ヘタな高校に入るよりもこういうところで学ぶ方がいいかもしれませんね。

岐阜県の岐阜工業高校では光る消しゴムを作る活動を東北の被災地で行って、
暗い中での生活の不安の解消に取り組むなどしてきたんだそうですが、
その中で子どもから「いやなみらいがけせるけしごむがほしい」との声を聞き、
改めて、実際に現地で活動することの意義をかみしめたんだそうです。

ということで、他にもたくさんブースがあったのですが、紹介はこのくらいで。
いずれも、本当にいろいろと考えて活動しているんだなーって感心しました。

ボランティアとは何かということについてはいろいろと議論があるでしょうが、
彼らの活動は本当に「ボランティア」なんじゃないかなーって。

だからこそ、しっかりと「ほめてあげる」必要があるんだと思います。

イベントは明日もやっていて、明日は表彰式もあるそうですよ。
表彰されなくても、こうやってみんなの前で紹介できるだけですごいことだと思うし、
この会場まで来れなかったけど、日々活躍している高校生はもっといるはず。

批判するのは簡単ですが、そうではなくて、
お互いに「がんばっているね」と言い合えるような社会がいいですよね。

そう思わせてくれたイベントでした。