インフレに備えて

前回、投資信託への資金投入を急遽中止したわけですが、
第3弾は着実に進行しているのでした。

ちょっとずつお知らせしていきたいと思っています。

さて、日本経済は長い不況の中にあり、デフレだったわけだけど、
徐々に改善しつつあるようですね。

ってことで、これからはインフレに向かっていくということが予想されるわけです。

インフレとは、物価が持続的に上昇していく現象のことであり、
逆に、貨幣の価値は下がっていくことですよね。

なので、インフレになると、
物的資産の名目価値は高まるけれども、
一方で、金融資産や貯蓄の目減りをもたらすんですね。
(こんなことも授業でやったりするんだけどね…)

インフレになると、誰が得するかって言うと、借金している人。
逆に、預貯金をもっている人は損をすることになるので、
年金や預貯金に頼っている老人などには大きな打撃になるんです。

1個100円の消しゴムが10000円になるのがインフレですが、
次のような状況を考えると上のことがよくわかりますよ。

消しゴムをいっぱい持っているAさんには10000円の借金があります。
インフレになる前では、借金を返すのに消しゴムを100個売らなければいけませんが、
インフレになれば、消しゴムを1個売るだけで借金が返せるのです。

逆に、10000円の預金があるBさんは、
インフレ前では、その預金で消しゴムが100個買えましたが、
インフレが起きてしまうと消しゴムは1個しか買えません。

ってことで、インフレが起きてしまった場合、
せっかくお金を増やしたとしても意味がないんですね。

ってことで、そのインフレ対策ってこともあって始めたのが純金積み立てです。

やっぱ金を持つってのはお金持ちの象徴って感じもして、
毎月ちょっとずつ買っていくことにしました。

たまっていくのは数グラムってことになるんだろうけど、
将来的には金の延べ棒を手にしてみたいねー。
(無理かな?)

手数料が高いってことはあるんだけど、まあ、しょうがないかな。

それに、純金積み立てといっても、
買ってるのは金ではなくて、会社に対する金の請求権なんだよね。
(そうじゃなくて、本当に金を買ってくれる会社もあるけど)

だから、会社が倒産したら、やっぱ金は戻ってこないんですよ。

そんなリスクも一応あるけど、
こんな感じでお金を投資し始めているのでした。

で、申し込んだら、
記念ってことで、純金でできたミニカレンダーをくれました。

純金の輝きはいいねー。

2005/1/20

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