誕生日という1日

誕生日というのは、何か特別なことを期待してしまうもの。
そんなことはありませんか?

たとえば、
仕事がとても順調に行く
赤信号に引っかからずに横断歩道を渡れる
ホームに着くと同時に電車が来て待たされない
いつも話さないような人が話しかけてきて盛り上がる

なんていう些細なことなんだけど。

別に、何もなかったということをグチるわけでもなんでもなくて、
そんなことないかなーって思ったんです。

で、その特別なところをどこかで期待しながらも、
まあ、だいたいの場合は何も特別なことは起きないわけで、
そこでがっかりする。

そうすると、いつもなら普通の1日のはずなのに、
なんだか損した気分になっちゃうんですよね。

ってことで、特に期待せずに過ごすようにしています。

まあ、周りがプレゼントくれるとか、おめでとうと言ってくれるとか、
そういったのはうれしいですよ、もちろん。

大学生だったときはいろいろとサークルの仲間たちが祝ってくれて、
思いがけないプレゼントをくれました。

一番心に残っているのはかばんをくれたこと。

いつも大学に持っていっていたリュックのファスナーが壊れてて、
まあ、それでもいいと思って使っていたんだけど、
それを見たみんなはしっかりしたかばんをくれたのでした。

さて、そんな今日なんだけど、喜ばしい知らせが。

サークルの後輩の子が俺と同じ教員になるってことなんですよ。
採用試験に合格したんだって。

9月から臨採で働いているんだけど、来年の4月からは専任になるわけ。

俺は今のところ非常勤のままでしょうから、先を越されちゃいました。
まあでも、それだけがんばったってことだね。

いったんは一般企業に就職したけど、
やっぱ先生になりたいってことで退職して採用試験を受験。

見事に合格したわけですよ。
すごいです。

それだけ熱意もあって努力したということなんですよ。

やっぱり、今ある地位を投げ出すってのは悩むことだと思うんだよね。
新しい道に挑戦したって、そちらに進める保証はないんだし。

でも、そこから努力して、そしてしっかりと夢をつかんだっていうのはすばらしいですよ。

絶対、俺よりいい先生になるね。

自分の行く道をすぐに見つけるのは大変かもしれないけど、
迷いながらでも自分の歩むべき道を見つけ出せた彼は幸せ者でしょう。

迷いながら 間違いながら 歩いていく その姿が正しいんだ
君が立つ 地面は ホラ 360度 全て 道なんだ

「Stage of the ground」(BUMP OF CHICKEN)

なんてのがありますが、だからBUMP OF CHICKENが好き。

まあ、それはいいとして、
そんないい知らせを聞けただけでも、今日は特別な日になったわけでした。

ちなみにこの記事は「日記」100件目でした。
そんなおまけ付き。

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