大嘗宮一般参観

今日も寒かったですね。雨がなかなか上がらなくて残念でした。
というのも、今日は皇居の東御苑まで行ってきたもので。

今月の中旬に大嘗祭が行われたわけですが、
その舞台であった大嘗宮の一般参観が行われているのです。

今週末からは、乾通りの一般公開も始まって、
乾通りの紅葉を楽しんだ後に、さらに大嘗宮も見ることができるのですが、
そうなると人の数も多くなるだろうと、その前に行ってきたのでした。

秋の乾通りの一般公開にはおととしに行っているので。

残念ながら冷たい雨の中見ることになってしまいましたが、
そのおかげもあって、あまり人がいなかったのはよかったです。

写真を撮るのにも、そこまで苦労しなかったですしね。

乾通りの一般公開の時は、宮内庁の前を通り過ぎていくわけですが、
今回は、その手前を右折して、富士見櫓の近くを通って東御苑へ。

この道を通る機会はもうないでしょうね。みんなするする歩いていたけど。

大嘗宮は、本丸のあった広場に建てられていて、
いつもなら、多くの方がくつろいでいるところですよね。

建物は、柱と屋根だけのものが多くて、
儀式を行ったところや着替えをされたところなどが壁もある感じでした。

正面から。

基本的に左右対称で、向かって右が悠紀殿側、左が主基殿側となっていて、
悠紀殿が東側のエリア、主基殿が西側エリアということなんですね。

端にあった建物は「膳屋(かしわや)」というところで、
ここでお供えするものを調理したんだそうです。壁の葉は椎のものだとか。

建物の左側に回って、こちらからは主基殿を見ることができました。

最後に裏手から。一番奥にあった建物が、着替えをするところだそうです。

ちょっと建物の右手の方にまで回って、天守台とともに。
位置関係がある程度お分かりいただけるでしょうか。

天皇の代替わりがない限り、大嘗祭は行われませんので、
貴重なものが見れてよかったです。

これらを建てて、この後解体されてしまうわけですけど、
それに10数億円かかるというので、ずいぶんと大変ですね。

けっこう質素な建物なんですけどね。

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