『僕には鳥の言葉がわかる』

少し更新の間が空いてしまいました。そこまで忙しいわけではないんですけど。
旅の話が終わったので、ちょっと休憩ということにしておきましょう。

今回は本の話で、自分はあまり本を読むのが好きではないので、
なんて話は職業柄どうかなーとは思うのですが、なのであまり本は買いません。

今年の4月に、TBSの朝の番組「THE TIME, 」あたりで紹介されていたのを見たのかな、
気になる本があったので買って読みました。『僕には鳥の言葉がわかる』という本です。

けっこう話題になっていたので知っている人も多いのではないかと思うのですが、
鳥の研究の第一人者である鈴木俊貴さんが書かれた本ですね。

ちょっと前には、国立科学博物館で行われていた「鳥」展にも行っているので、
鳥には興味があるところで、なかなかおもしろそうだなーって。

てっきり、この鳥のこの鳴き声はこういう意味ですよ、的なことが羅列してあって、
事典のようなものなのかしら、と思っていたら、全然違いました。

出てくる鳥はシジュウカラは中心で、鳴き声も「ピーツピ」か「ジャージャー」ばかり。
鈴木さんの研究の歴史といいますか、エッセーのようなものでした。

でもそれが読んでいて面白いんですよね。書き方もうまいのかな。
徐々に研究が認められていく様子は、子どもの「こんなことできたよ!」って話を聞いているようで。

国際的な学会で認められたという話にはかなり感動しました。

で、本の最後にはQRコードがついていて、そこで鳥の声が聞けるようになっていました。
今の時代ならではの方法ですね。

カタカナで鳴き声を表すのは難しいみたいで、ちょっと思っていたのとは違いました。
「ピーツピ」というよりは「ピツピー」かなー、とか。場合によるのかな。

たまに読書をするのもいいですね。もっぱらエッセーものばかりですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です