HtT7(for Adv.) 「ひかり」の利用と「EX早特7」

前回の「HtT」では、新幹線の割引切符について書きましたが、実は、今回の話が先にありまして、
ただ、今回の話はやや複雑過ぎるだろうということで、まずは基本的な内容をご紹介したのでした。

ということで、今回は「HtT for Advanced」ということで、やや上級者向けの内容となっております。

今回注目するのは、JR東海の「スマートEX」で発売されている「EX早特7」です。

前回の「HtT」では「EX早特21」をご紹介しました。
ほとんどの区間の「のぞみ」が対象となっているので、多くの人が狙っている割引商品です。

これに対し、「EX早特7」は、東京から新大阪までの区間の「のぞみ」は対象となっていません。
対象となっているのは「ひかり」と「こだま」なのですが、そのなかでも「ひかり」に注目をしています。

「ひかり」は「のぞみ」よりも停車駅が多くなるのですが、列車によってどこに止まるかはまちまちで、
特に、東京から名古屋までについては「のぞみ」とほとんど所要時間が変わらない列車があるのです。

さらに、「のぞみ」と「ひかり」は特急料金が違っていて、「ひかり」の方が少し安くなっています。
東京-名古屋だと、「のぞみ」で「EX早特21」を取れると10370円、「ひかり」で「EX早特7」を取ると9900円です。
(記事の投稿を行った2026年8月現在の料金です)

470円の違いなので、であれば、「EX早特21」を取ればいいじゃないかということになろうかと思います。
それはその通りなのですが、「EX早特7」は予約の変更ができるのです。「EX早特21」は変更ができません。

「EX早特21」が変更を行うことができないことは前回の記事でご紹介しました。
日時を変えたい場合は、払い戻しをしてから切符を買い直さなければなりません。手数料も320円かかります。

それに対し、「EX早特7」は、日付や時間だけでなく、列車の種類の変更も行うことができます。
1か月後にずらすこともできるし、「ひかり」をやめて「のぞみ」にすることもできます。

もちろん、商品の値段が違う場合は差額を払うことになります。ただ、手数料はかかりません。
回数にも制限がないので、何度でも変更できるというのは、急な予定の変更にも対応できるわけです。

さらに、「EX早特7」のいいところは「当日変更」が手数料なしでできるところです。これはなかなか画期的です。
乗車当日に時間をずらす場合は、手数料がかからず、差額もなしで変更ができるのです。

本来であれば、乗車当日には「EX早特」の切符はもう発売されていないので、
列車を変更するということは、通常料金での乗車に変わってしまうことになるので差額が発生してしまいます。

ただ、「EX早特7」では、商品説明について以下のような表記があるのです。
 ただし、「商品・乗車日・乗車区間・設備・人数」が同一の場合、乗車日当日に限り、
 同じ金額のまま列車の変更が可能(列車名の変更は、「ひかり」「こだま」相互間に限る)です。

つまり、時間を変えるだけであれば、「EX早特7」の料金のまま変更ができるということです。
ただし、「ひかり」から「のぞみ」に変えることはできません。別の「ひかり」に乗り換えられるということです。
(差額を払うのであれば、当日でも「のぞみ」に変更することはできます。)

乗車したい「ひかり」に空席があることが前提なのですが、
当日に時間を早めたり、または、遅くしたりすることができるのです。これはかなり大きなメリットだと思います。

前回の旅では、この規定を利用して希望の「ひかり」に割引料金で乗車することができました。

というのは、実は前回の旅では、新幹線の切符の購入をうっかり忘れてしまったのです。
気づいたときには、希望の時間の「ひかり」の「EX早特7」は売り切れ。やってしまいました…。

ただそこで、この規定の存在に気づき、予定の1時間後に出発する「ひかり」の「EX早特7」を購入。
当日に、もともと乗ろうと思っていた「ひかり」に変更をして、希望通りの時間に到着できたのでした。

このように必ずうまくいくとは限りませんが、そのような「回避策」もあるということですね。
JR東海の「EX早特」は座席変更もできますし、柔軟性があるのがありがたいです。

最後に注意点を1つだけ。それは「ひかり」は本数が少ないということです。だいたい1時間に2本です。
「のぞみ」は1時間に8~10本程度ありますので、時間が限られている方は「のぞみ」をご利用ください。

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