碍っていう字

今日から大型連休がスタートしているようですが、どうなんでしょう。
高速はあんま混んでないらしいし、本番は土曜からなんですかね。

俺も今日は休みですが、もともと木曜日は休みなわけで、
祝日がかぶったからむしろ迷惑な話なのでした。

連休中は仕事もあるし、おでかけもするし、
家にいるってことはあまりないんじゃないかっていう連休になりそうです。

まあ、いきなり連休になるわけでもなく、明日は仕事ですが、
一気に休みになるよりも、徐々になったほうがいい気もしますね。

少しは仕事した方がいい気もする。

先日、行事の関係で授業がつぶれることがいくつかあったので、
授業準備やらなんやらに時間を割けるチャンスだったんだけど、
そういうときに限ってそこまでやる気が起きてこなくて、
時間はあるけど何もやりたくなーいって感じに。

そういう時は寝てしまうというのも1つの手ですが、
新しくなった資料集を眺めるというのもいい暇つぶしになるのです。

資料集見てるとけっこう楽しいんだよね。あ、政経のです。
たまには世界史のとか見ることもあるけどね。

で、適当にいろいろとぺらぺら見ていたら、
ちょっと前から聞くようになった「害」の字の問題の反映がありました。

「障害者」っていう言葉というか字が問題だっていう話。
資料集は「障がい者」っていう記述になっていました。

「害」っていう字がマイナスのイメージを持っているとかで、
この字を使わないでほしいという意見があるそうなんですね。

そこで、「害」の字を「碍」の字に変えよう運動があって、
まあむしろ、もともとは「碍」の字だったんだから戻そう運動なんですが。

でも、なかなか普及してないですね。
お役所はけっこうひらがな表記とかにしてるけど。

まあ、「碍」って字は見たこともない字だから、
なかなか普及させるのも難しいと思うんだけどね。

そこで、いっそのこと名称変えたらどうなんですかね。
同じ言葉を使っているから、なかなか変わらないっていうこともあるのではと。

例えば、「有障者」ってのにしてしまうとか。

「有権者」は権利を持つもの、「有識者」は知識を持つものなのだから、
「有障者」は障害を持つもの、ってことじゃダメですかね。

言い方を変えることについては、男女雇用機会均等法の改正に伴い、
保母、看護婦、スチュワーデスなどの言葉が変わったこともあったし、
病名についても、痴呆が認知症になったりしたことがあったでしょ。

変更後の用語はけっこう今では定着しているわけだから、
用語の変更のほうが一気に話を進められると思うんですけどね。

で、俺がこんなことを思いつくわけだから、
他にも同じようなことをいっている人はいないかと「有障者」でググったら、
つい最近、朝日新聞にそういうのを投稿した人がいたらしい。
(ちなみに、うちの新聞は朝日新聞じゃないです)

他にも、すでにこの言葉を普通に用いているサイトとかもあったし、
言い換え語の公募を行なった自治体もあったみたいで、
そこでもこの言葉は候補に挙がったみたいですね。

まあ、法律名とかに「障害者」って言葉は使われてしまっているので、
変えるには大変って話かもしれないけど、
逆にそこは、国が法律名変えちゃえば済む話だということでもあるわけで。

もうちょっと多くの人が関心を持てばいいんだと思いますね。

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