見知らぬ人とのおしゃべり

なんだか天気が悪い日ばっかですね。
でも、暖かくなってきてもいるなーとも感じます。

さて、昨日の話なんだけど、
昼過ぎに学校を出て、ちょっと寄り道をしつつ家に帰ったんだけど、
新宿駅に着くと、赤く縁取られたホワイトボードが登場していました。

いつも電車を使う人ならわかると思うんだけど、
あ、でも、これって京王線だけなのかもしれないけど、
このホワイトボードが出てきているときってのは、
何らかの事故なり何なりがあって、電車が遅れてるってことなのね。

そのボードに詳細が書いてあるんです。

JRだと電光掲示板にスーパーが流れたりとか、
液晶のビジョンの運行情報が出たりするけどね。

京王線はとてもアナログな感じなんです。

で、それを見てみると、事故があったので電車が遅れていると。

その事故も30分くらい前のことらしく、
だったら、けっこうダイヤが乱れているのかな?と思ったんだけど、
振替乗車券を待つ行列もないし、大々的にアナウンスしてないし、
まあ動いてんだろうと思って改札を入ってみました。

そしたら、遅れといっても10分くらいなもので、
さらに、どうせ始発駅だから10分遅れてもあんま関係ないしね。

てか、電車もバンバン走っているわけだから、
発車時間が遅れてるだけではあまり影響ないんだよね。

ノロノロ運転になってるとかだと厳しいけどね。

まあ、そんなこともなくて、普通じゃんってことで電車に乗ったら、
隣に座ったおばちゃんが話しかけてきたんですよ。

事故が起きたなんて知らなかったわよーって。
さらに、中央線ならいつもだけど、京王線ではめずらしいわねーって。

で、別に無視するのも悪いし、そうですねーって話をして、
それで終わるのかと思いきや、まだ話が続いたんですね。

こんな世じゃ死にたくなっちゃうのかしら?
だって、政治も何もくだらないものねー。

ってな感じで。

電車ではいつも寝ているんだけど、
まあ、たまにはこんな日もあってもいいかなって、付き合うことに。

そのあとは、小沢一郎の話とか、平泉の話とか、東大入試の話とか。

周りの人からはどう見えていたかはわかりませんが、
その人は明大前に着くと、ささっと降りていってしまったのでした。

でも、何かこの感じはいいなーって思ったんだよね。
昔ながらの感じじゃない?

それこそ、サザエさんとかであるような情景だよね。

例えば、電車を降りて改札を出ると、雨が降ってきちゃっている。
傘がないから困っている人がけっこういて、
そこで、「いやー、参りましたねー」って会話が始まる。

他人なんだけど、ちょっとそこで会話が始まったりするわけね。

まあ、その人もおばちゃん臭いわけじゃなくて、
何かちょっとインテリな感じなんだけど、嫌じゃない感じ。

って言ってもわかんないよねー。俺もなんていって言いかわかんない。

なんか気分がいい時間でした。
でも、知らない人と話すと汗かいちゃうから大変だったけどね。

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