
ってことで、前回の続きです。
「Photo Imaging Expo 2009」に行ってきたわけですが、
俺にとってのメインイベントが「針穴写真体験教室」でした。
なんか、PIE2009に気づいたタイミングがよかったみたいで、
この教室は定員制だったんだけど、予約がギリギリで取れたのでした。
で、13時からってことで行ってみると、
この教室は子供向けメインのものだったみたいなんだけど、
俺の参加した会には子どもは一人もいなくって、ある意味ありがたかったですね。
最初にカメラの仕組みについて簡単に説明を受けて、
次は、紙を折って針穴写真箱(つまりカメラ)を作成。
これは簡単でよかったです。俺は図工の成績あんまりよくなかったから。
で、次に、暗室に行って、カメラの中に印画紙をセットして外へ。
まずは、自分の姿を撮ってみました。
撮影時間は1分くらいで、その間、動いちゃダメなわけだよね。
昔の写真だよね、まさに。
で、撮り終わったら、また暗室に戻って現像。
ここのところの処理は係の人がやってくれたんだけど、
現像液に入れるとだんだんと像が浮かび上がってきて、かなり感動。
で、再び印画紙をセットして、今度は風景を撮影しました。
部屋に戻ってネガができてくる間、手作りのカメラの原型なるものを。
単に、長細い箱にレンズをつけて、ゴミ袋を反対側に貼っているだけなんだけど、
ピントを合わせると、その袋に向こうの像が映るわけですよ。
すげーって感動してたらネガができてきました。紙ネガって言うんだって。
2枚のネガはこんな感じ。
俺が写っている方のはかなりブレてるよね。
足のとことか、下のタイルが透けてみちゃってるし。
あと、カメラに近かったから、その分だけゆがんじゃうんだって。
カメラからの距離が、おなか付近と頭では違くなっちゃうから。
で、ネガはまだ白黒と上下左右は反転しているので、これを今度はプリント。
ネガと印画紙をあわせて、光を当てて反転させるわけです。
これがなかなか難しかったね。
光の当てる時間とその距離が絶妙じゃないと、いい写真にならないわけね。
光を当てすぎると真っ黒になっちゃうし、足りないと薄くなちゃうし。
ってことで、まず1回やってみて、それから調整してもう1回。
風景の方はけっこう光を当てなきゃいけなかったみたい。
逆に、自分の写真の方はあんま当てちゃいけなかったみたい。
風景の方の1回目のプリント結果はこんな感じ。
で、次はもっと近くで光を当てて、時間も1.5倍くらいにしたらこんな感じ。
全然違うよねー。2枚目のほうはなかなかうまく撮れてるね。
針穴カメラを置いたとこでデジカメでも撮影してみました。
人が普通に通るんだけど、動いているから写らないんだよね。
ピンホールの方がかなり広角(ワイド)に撮れるのね。
あと、俺の写真。
これは難しかったみたい。真っ黒だよね。
ネガの方がなんかいいかも。
なかなか自分でやるのは難しいんだと思うんだけど、
風呂場とかに簡易暗室作って現像できるとか言っていたので、
いつか、ふと、いっぱいピンホールカメラ作ってまたやりたいかも。
いろいろ勉強になるイベントでした。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。
どーも。おひさです。
針穴写真楽しかったよー。
そうなんだ、写真部だったんだ。
高校のときに俺もよく写真部の部室に行っていたから、酢酸のにおいは懐かしかったなー。
今度は自分で現像してみたいです。
ども。お久しぶり!
針穴写真体験ってなんだかすごいね。
高校の2年から写真部だったので、この話懐かしく読んでしまったよ。
当時は停止液(だっけ?)の酢酸のツーンとする臭いが苦手でした…。