江戸っ子のうなぎ

ってことで、前回の続きなんですが、
この日は家を出たのが遅かったので、伝法院を出たところでもう13時前。

なので、ここでランチということに。

で、何を食べたらいいものかと思い、
まあ、今回は事前に調べておいたんだけど、
そしたあ、うなぎ屋さんがあるってことで、とりあえず行ってみようかと。

事前の調べでは、けっこう行列ができちゃうらしかったので、
まあ、けっこう並んでいたらあきらめればいいやって。

いつものように、うろ覚えで行ったから途中で分からなくなって、
携帯で場所を調べて行ってみると、なんと誰も並んでいない…。

もしや、売り切れでもうしまっちゃったのかと店の前まで行くと、
中に座っている人の姿が見えたので、中で並んでるのかな?と。

恐る恐る扉を開けると、昼過ぎだったからか普通に入れました。

カウンター席に座らせてもらって、並みの次の中ってのを注文をして、
そしたら、目の前でウナギが焼かれ始めました。

ちゃんと炭火で焼いているのですよ。竹串です。
中はうなぎが1と4分の1尾でした。上だと1と2分の1らしい。

目の前でうな重を作るんだけど、ちゃんと蓋をして出してくれるのでした。
お吸い物とお漬物もついて。漬物もうまかったなー。

で、食べていると、隣の人が食べ終わって、そしたら、
その人と先ほどまで俺のウナギを焼いていた大将との会話がスタート。

うなぎ焼いているときは一切しゃべらず、気難しそうだったんだけど、
話し始めると、まさに江戸っ子らしい粋なおじさんでした。

で、その人はどうやらお得意さんだったらしく、だからかと思っていたら、
俺が食べ終わって一息ついていたら、どこから来たの?と。

日野だというと、新選組の話や日野自動車の話をしてくれて、
あと、使い終わった串を燃やしていたのでそれを聞くと、
そこから串の話だけでなく団扇の話とかもしてくれました。

ちょうど昼の部が13時半までってことで、お客さんも少なかったから、
けっこうお話を聞くことができたんでしょうね。

あの威勢のいい感じはさすが。また行きたくなっちゃいますね。

もちろん、うなぎが美味しいのです。
ちなみに、今日のウナギは静岡の吉田町のだと言っていました。

お値段は中で1900円なんだけど、まあ高くはないかな。
前に郡上八幡で食べたウナギよりも安いしね。

うん、またいつか行こう。あ、お店の名前は「色川」です。

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