笛がうまく吹けない

今日の夜はずいぶんと寒くなってきましたね。
風も吹いていたので、手袋をしていないとつらいほどの冷たさでした。

でも、別に氷点下になっているわけでもないわけで、
温度は相対的に感じるものだということがよくわかります。

さて、昼の仕事はすでに一段落ということになっているのですが、
あるところで会議のようなものがあって、
いつもはお目にかからないような人たちと同じ空間にいる時間がありました。

そこで、なんやかんやいろいろとお話しをしているわけなんですけど、
自分は特に話す人もいないので、時間が来るのを黙ってじっと待っていました。

なので、いろいろと会話が聞こえてきちゃうんですけど、
ちょっと盗み聞きをしちゃった話をここで。

芸術関係の方同士が話していてですね、
美術の方が、今の子は彫刻刀がうまく使えないなんて話をしてて、
そしたら、音楽の方が、今の子はリコーダーをうまく吹けない話に。

どちらも共通していたのは、うまく指先を動かせないって。

リコーダーがうまく吹けないってのは、
てっきり、息の吹き具合が微妙で、高い音が出ちゃうとかそんなのかと思ったら、
リコーダーの穴を適切に押さえられないんだそうですよ。

そんな話が聞こえてきて、そんなことになっているのかーと。

指先を適切に動かすことができないわけで、
ある意味では機能障害ではないかなんて話をしていましたけど、
別に、特別に障害を負っているとかではないわけだから、
ちょっと怖いというか、どうしたものかって感じですね。

子どもの時に積み木だとかいろいろと手を使った遊びをしていれば、
いろいろな指の使い方ができるということなんでしょうけど、
ゲームやスマホばかりだと動きは単調になるので、そのせいなんじゃないかって。

今は、小学校の体育で野球をやらせても、
うまく投げられない、うまく打てない、うまく捕れない、なんだって。

そうなってくると、教える方もいろいろ工夫していかないとだよね。
いつの時代も同じというわけではないのですね。

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