三陸海岸線を行く

今日は早く帰って来れる予定だったんだけど、
結局、遅くまで仕事をすることになってしまい、ちょっと大変です…。

旅行の準備なんかほとんどできてないのになー。

さて、岩手での話の続きを書くわけですが、
震災から2年半近く経って、ようやく現地に足を向けることができました。

釜石ではなんだか観光気分でしたが、
ちょっと車を走らせると、被害にあった建物がそのままだったりして、
ここは津波の被害があった場所なんだなーって実感しました。

「過去の津波浸水区間 ここまで」という看板が目に入ってきて、
こんなところまで来たのかと驚きました。

でも一方で、この看板は一体いつまでこうやって立っているのだろうかと。

昔の人も、ここより下に住んではいけない、などの石碑を立てていたわけで、
でも、年月が過ぎるとともに忘れ去られてしまったわけですよね。

この看板もいつまでああやって立っていてくれるのかなと。
いつまでも忘れてほしくないと思うのですが、どうなのでしょう。

まずは北に向かって大槌町へ。
被害にあった役場の前まで行ってきました。

そこから今度は南に向かい、大船渡を経て陸前高田へ。
被害にあった道の駅がそのまま残されていました。

同じ敷地内には追悼施設も。

道を挟んだところにあったガソリンスタンドの看板は、
おそらくあの時のままなんでしょうかね。

そして、そこからちょっと行ったところに「奇跡の一本松」が。
せっかくなので近くまで行ってみました。

なんだか観光地化しているわけですが、
駐車場とかその近くで少しでもお金取ればいいのになーって思ってみたり。

で、ちょうど近くをBRTが走っていました。
JR大船渡線の代替としてのバス輸送システムです。

専用道路の工事も進んでいて、来月末から供用開始のようですね。

そうやって一歩ずつつ着実に進んでいっている姿を見て、
少し安心しましたが、でも、まだまだ手付かずのところも多く、
これから先、長い時間をかけていかなければならないのだなと、
だからこそ、自分たちも忘れずに思い続けなければいかないなと、
月並みながら、そう思ったのでした。

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