やることに意味がある

今日もずいぶんと暑くなりましたねー。
カラッとしているのでまだいいんですけどね。明日からジメジメ?

ちょっと前に、ローマ字がどうのって話を書いたのですが、
そんな話になったのは、子どもたちにPCで作業させている授業があって、
Excelを使ってグラフを作らせるってのをやってるんだってことで。

役所が公開しているデータをネットから落としてきて、
それを加工してグラフを作ってレポートを作らせているんだって。

それだけ聞くとたいしたことやってないように感じたんだけど、
自分でそうやってグラフを作らせることに意味があるって話を聞いたのでした。

教科書とか資料集にはいろいろな図表がのっているわけですが、
ただ見ているだけでは、その図表の意味なんて考えないわけですよね。

でも、自分で作ると、何でこういう形にしたのかとか、なぜこれを載せるのかとか、
その意図を考えるようになるから、グラフを作る技術そのものの習得も大切だけど、
作ること自体に意味があるんだということを話してくれたのでした。

それを聞いて、なるほどなーと。

たしかに、自分でやってみることによって、その本質というかが見えてきますよね。
たとえば、料理とかを作るのも、自分で作るとその苦労自体もわかるし、
炭酸飲料を自分で作ると、いかにたくさんの砂糖が入っているのかもわかるし、
自分でやってみることはとても大きいわけですね。

以前に、テレビでフェイクニュースの話がされていて、
写真を合成することでウソの情報を流していることがあるって話が。

でも、自分はその写真を見て、すぐに合成したってわかったわけだけど、
合成した個所の周辺には独特のゆがみというかもようが出るんですよね。

あれは、自分でやったことがあればすぐに気付くと思うんだよね。

ちょっと話がずれているとは思うんだけど、
図表の作成とかだと、なぜ円グラフなのか、棒グラフではダメなのか、とか、
どこまでのデータを生かして、どこからを「その他」にしてしまうのか、
さらにそこから、意図的にデータを選択することも可能だとわかれば、
印象操作すらできてしまうってことにも気づいてくれたら優秀ですね。

それ意味あるの?みたいな活動とかはよくあるんだけど、
やらせること自体に意味があるということがよくわかりました。

今後はそういった視点をきちんと持って行ければと思うのでした。

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