
オリンピックが始まりましたね。開会式を見たのでさっそく寝不足です。^^
さて、出雲に行ってきた話の続きですが、初日は出雲大社の周辺をまわりまして、
次の日は、世界遺産となった石見銀山に行く予定だったので、宿泊地はその近くにしようと。
温泉地がないかと探していたら、見つけたのが「温泉津温泉」というところでした。
これ、読めませんよね。こう書いて「ゆのつおんせん」と読むんです。難読地名。
で、単純に近かったからということで選んだんですけど、こちらの温泉津も世界遺産。
石見銀山から歩いて銀を運んできて、銀の積み出し港として栄えた街だからだそうです。
そんなことも知らずに宿を取っていました。旅の準備段階からお導きがあったようです。
街としてはそんなに大きくなくて、ちょっと散歩をして、宿のお風呂に入って、
それからせっかくなので外湯にも行ってみました。
「元湯」と「薬師湯」の2か所があって、宿には「薬師湯」のお湯がひかれていたんだけど、
浴場に「源泉のお湯を感じたければ外湯へ」と書いてあったので、同じ「薬師湯」へ。
源泉の温度が熱くて長く入っていられなかったんですけど、
たっぷりのお湯のかけ流しで、鉄分の香りを感じつつ濃厚なお湯を楽しみました。
わりと短い時間で外には出て、汗が止まらなかったので涼んでいたら、
地元のおじさんが声をかけてくれて、全然お湯が違うでしょ、とか話してくれました。
旅先で話しかけられるのはまあまああるんですよね。旅先では怖い顔をしてないですから。^^
一人でいるのもけっこう重要なポイントで。そういういいところもあるんですよ。
お湯の話だけでなく出雲大社の話とかいろいろと話してもらって、
前回の記事に書いた、稲佐の浜から砂を持っていくというのはこの方から聞いた話で。
神様が西側を向いているのが、やってくる神々をお迎えするためという話も。
次の日は石見銀山に行くという話をしたら、ちょっと残念な反応をされましてね。
行っても穴があるだけだから、だったら他に行くところがあるんじゃないかと。
でも、そこで聞いた話が次の日につながりました。出雲大社は何の神様かご存知ですよね。
まさに、ここで結ばれた縁が旅をいいものにしてくれたのでした。
温泉津に行って大正解でした。薬師湯に行って大正解でした。
あのおじさんは、実は神様だったのかも。いや、おしゃべり好きのおじさんだね。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。