琉球庭園「識名園」
- 2020.03.29
- 旅の話
ガッツリ雪が降っています。外が静かでいいですね。
雪がやんだらスーパーに行こうかと思っていましたが、今日はあきらめます…。
さて、この寒い中で沖縄の話をしていくわけですが、
首里城公園から石畳道を通って南へ。
大きな道に出たところでタクシーを拾って、次は「識名園」へ。
「識名園」は、琉球王家最大の別邸だということで、およそ200年前にできました。
お城と庭園がセットというのはどこの文化でもそうなんですねー。
こちらでも、南国の木々のなかを通り抜けていきます。
庭の真ん中には池があって、メダカのようなものがたくさん泳いでいました。
そして、それを見ていたら、イモリまで登場。泳ぐんだねー。
さらに進むと、御殿が。沖縄では「うどぅん」と読みます。
御殿と池が少し離れているので、それが広さを感じることができますね。
中に入ることができたので、ぐるっと見てきました。
池の反対側から御殿を。池に架かる橋もいいですね。
池に浮かぶ形で六角堂が建っています。こちらは東屋だそうです。
さらに奥に進んでいくと、勧耕台という見晴らし台に。
ここからは、那覇の街並みが見えるわけですが、
どの方向を見ても海が見えないんですね。
琉球の人々はこの見晴らし台に中国からの要人を案内して、
琉球が小さな島国ではないということをアピールしたんだそうです。
とてもいい雰囲気の庭園で、ここは本当に行ってよかったです。
沖縄本島に行くと、空港から車を借りて南部の戦跡を巡ったり、
きれいな海を目指して北へと行ってしまうことが多いのですが、
空港の近くでも、すばらしい時間を過ごすことができる場所があるんだなと。
首里城と識名園の間はタクシーが便利ですが、
識名園からゆいレールの駅まではバスが出ていますので、
車がない人でも楽しむことができるスポットです。
識名園、おすすめです。ぜひ!