うちの教科書

今年もやってくれました、大学入試センター。

昨年は国語の試験で、
ある教科書に載っているものとまったく同じ文章を使うという、
なんともありえない失態を演じましたが、
今回は政治経済でやってくれました。

今回の試験のなかの1問に、
ある教科書にしか載っていないグラフとほぼ同じものが出題されたんです。

で、その教科書ってのは、
うちの学校でも採択している教科書なんだけど、
問題はそこで終わりませんでした。

その教科書のグラフなんだけど、
「イギリス」と「アメリカ」の記載を逆さにしてしまっていたのでした。

つまり、誤植ってやつですね。

なので、
この教科書どおりに回答すると問題は不正解になる、
そんな珍事が発生したのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000121-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-04217129-jijp-soci.view-001

ありえないです。

国語のときと同じ過ちを犯している上に、
その教科書は誤植で間違っているとは…。

うちの学校では「政治経済」より「現代社会」を選択した人が多かったし、
そもそも高3では政治経済の授業がないので、
教科書を使っていない可能性があるから、
実際にこの問題で不正解になった人がどれだけいるかわからないんだけど、
不正解になっていたらかわいそうだなー。

記事の中には、
教科書を使い始めて2年近くたつのに、
なぜ出版社も文科省も、そして教育現場も
こんな単純ミスに気づかなかったのか。

とありますが、こんなの気づきません。

というか、そんなの確かめませんよ。

来年もこの教科書を使うかどうか、もうすでに決まっているんだけど、
どうなっていたかは忘れてしまいましたが、
まあ、変えるまでのことはないかもしれないけど、どうかなー。

ちなみに、
俺はその問題は「教科書に従わずとも」不正解になりました。

これからは教科書のせいにします…。

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