お子さまからの卒業

5月になりました。連休いかがお過ごしでしょうか。
天気がいい日があったら、ちょっとお散歩くらいは行こうかなと。

さて、今回は「子どもから大人へ」という話なんですけど、
「青年期」について話すことがありましてね。

「青年期」とは、子どもから大人になる移行期のことで、
レヴィンは「マージナルマン(境界人)」と表したわけですけど、
もはや子どもではないけど、大人にはなり切れていない時期のことなんです。

大人になったというのは、電車やバスの運賃が変わることでも実感しますが、
食べ物の変化もあるのではないかと話しているうちに思いつきまして。

例えば、旅館に行った時に出てくる料理とかね。
大人は天ぷらとか煮ものを食べていても、子どもにはハンバーグが出てきたり。

その時にふと、お子さまランチを卒業したのはいつだか覚えているか?と。

実は、自分は覚えているんですよね。小学5年生の終わりだったはずなんです。

何で覚えているかというと、いろいろなことが重なっているからで、
小学5年生の3月に、家族で横浜までミュージカルを見に行きました。

「スターライトエクスプレス」という世界的に人気だった公演で、
いろいろあってなぜかわが家にチケットが舞い込んできたのでした。

それを見に行ったのが、姉の小学校の卒業式の日だったと思うんですよね。
姉は1つ上なんで、その時の私は小学5年生なのです。

公演の前にレストランで食事を取ろうということで、
そこで、お子さまランチではないものを初めて頼んだ、というのが自分の記憶。

何を頼んだかも覚えています。カキフライを頼みました。

何でその時に踏みだしたのかわからないんだけど、
いつも行っているところではなかったというのも関係していたのかな。

お子さまランチにするのか?と聞かれて、
いや、これにするって、そう言ったように覚えているんですよね。

数十年経った今でも覚えているのは、他のイベントと重なったこともあるけど、
それだけ大きな決断だったからかもしれないですね。

さて、みなさんは覚えているでしょうか。
まあ、そんなこといちいち覚えてないですよね。

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