砂による芸術

10月になりました。もうすっかり秋ですね。
旅行中はTシャツ1枚で十分だったんだけどね。西日本だからかな。

さて、鳥取砂丘を十分堪能したんですが、
夜遅くまで砂丘を楽しめたのは、砂丘近くに泊まったからなのです。

宿泊地は「ホテル砂丘センター」というところで、
丘の上にあるので目の前に砂丘と日本海が広がるなかなかなロケーション。

漁火もバッチリ見えちゃってますね。

ただ、合宿所みたいなところで、部屋にトイレはなかったんですけどね。
でも、部屋はけっこうきれいだったし、夕食もそれなりでした。

で、砂丘近くでは「砂の美術館」が開催されていたので行ってみました。
ちょうど行った1週間前からの開催だったのでちょうどよかったですね。

砂で作られた作品が展示してあるんだけど、けっこうすごいですね。

砂を固めるような薬剤は使っていなくて、水を含ませただけなんだそうです。
展示が終わったあとは崩して砂を自然に戻すんだって。

なので、展示中も崩れることがあるからこまめに補修するとか。

そんな話をホテルのご主人に聞かせてもらいました。

あとおもしろかったのは、砂丘の形も変わるんだということ。

1日でごそっと変わるまではいかないそうですが、
1週間単位くらいで、ふと見ると形が違うんだそうです。

毎日見れるからこその感覚だよねー。

そうやって砂は常に動いていて、まさに砂丘は生きているんだけど、
防砂林のせいで風の流れが変わってしまったので、
その生で砂丘に雑草が生えるようになってしまって、
砂の動きが阻害されているそうなんです。

もちろん、生えている草のすべてが雑草なわけではありません。
砂丘に生息する「砂丘植物」たちもいるのです。

いろいろと勉強になりました。

ってことで、鳥取は2日目の朝のうちに出発して姫路へ。
JRと智頭急行という路線を走る「特急スーパーはくと」に乗車です。

はくとってのは「白兎」なんだって。「因幡の白兎」にちなんで。

鳥取から姫路までは1時間40分の旅でした。

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