台風が過ぎ去っていきましたが、大丈夫だったでしょうか。
昨日は東京も涼しくてよかったのですが、今日は暑いようですね。
そして、名古屋も郡上も暑いです。ああ、暑いです。
ということで、今日は名古屋に寄り道をしてから郡上八幡にやってきました。
その辺の話は奄美大島の話が終わってからということで。
奄美大島の話は後半に入っていますが、鶏飯の後は大島紬村へ。
ここも楽しみにしていたところの1つでした。なので、外すわけにもいかず。
ここを外して帰りを早くしていたらよかったんでしょうけどね。仕方ない。
大島紬村では、泥染めを体験してきました。これがやりたかったんです。
泥染めとは、大島紬特有の美しい黒い色を出すための染め方で、
まずは、シャリンバイという木を煮出した液で糸を染めます。
その後、泥田に行って、泥土に触れさせると、
シャリンバイのタンニンやカテキンと泥に含まれている鉄分が反応して、
独特の黒い色が出来上がるんだそうです。
ただ、その色にするには、シャリンバイ20回→泥1回を4回は繰り返すそう。
ということで、自分たちはその泥染めを体験してきたのです。
まずは、染めたい物をひもで縛ってデザインを考えます。
ひもで縛ると、その部分には染色液が入らないので白くなるんだって。
それから、シャリンバイの液に付けます。その前に石灰が入った液に。
アルカリの液に付けるとシャリンバイが入りやすいそうで。これを5回繰り返し。
その後、洗ってから、いよいよ泥田に向かいました。
長靴を貸してもくれるけど、やっぱここは裸足ですよね。何とも言えない感触。
という工程で、うっすら黒くなったかしらというくらい染まりました。
なんですが、これだけではたいして染まるはずもなく、
その後、濃いシャリンバイの液でぐつぐつ煮てくれるのでした。
ってことで、泥染め体験なんだけど、出来上がりは黒じゃなくて茶色です。
まあ、体験ですからね。80回もできないし。
ってことで、出来上がりがこちら。小さいトートバッグです。
もっと白い部分が大きかったらよかったんだけどね。こんなもんでしょう。
とてもいい体験ができました。黒いのが欲しかったけど、まあ仕方ないよね。
藍染めとかも体験できるのです。色的にはそっちの方がいいけど、やっぱ泥染めでしょ。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。