血圧って?

先日、病院に行ってきました。市立病院です。

病気になったのではありませんよ。健康診断です。

ある学校の採用試験に応募しようと思ったんだけど、
健康診断書を提出しろっていうんだよね。

ふつう、採用が決まったらやるもんじゃないのかね。
てか、やるって書いてあるし。

だったらいいじゃん、とかって思うんだけど、
まあ、出せっていうんだから出さなきゃいけないわけで。

心電図とか血液検査があるわけではないので、
ささっと終わって帰ってこれるんですが、
(といっても全部で2時間くらいはかかったかな)
そのなかで気になったのが血圧なのでした。

血圧も今は機械で測定することが多くなってきましたが、
今回は昔ながらの方法ではかってくれたのでした。

ぐるっと袋みたいのを巻いて、空気をぐぐっと入れられて、
看護婦さんはじっと目盛りを見ているのです。

で、思いました。
あれはどうやって血圧を測っているものなのか。

重要なのは、実は中に入れている聴診器だったんですね。

さて、そのはかり方をお教えする前に、
そもそも血圧って2つあるじゃないですか、上と下と。

その上と下って何なのかって話をしなきゃいけないんだけど、
血圧は心臓が血液を送り出すときに血管にかかる圧力で、
まあ、血液が流れてるってことは、それなりの力が働いているからなわけで、
その力が血圧なんですよね。

そのうち、最大血圧は心臓がぎゅっと収縮したときの圧力で、
最小血圧は、心臓が拡張したときの圧力なんだって。

で、血圧の測り方なんだけど、
袋に空気を入れていくと圧力がかかって、血液が流れなくなりますよね。

血液が流れてないってことは、最大血圧よりも強い圧力で押さえ込んでるってこと。
最大血圧よりも低くなると血液は流れ出しますね。

ただ、流れ出しても最小血圧よりは強い圧をかけているので、
その時点ではスムーズに血液が流れているわけではないんだよね。

圧が最小血圧より下回ると、血液はスムーズに流れ出します。

ということで、
血液が流れ出すタイミングと、スムーズに流れるタイミング、
この2つを把握しなきゃいけないってことなんですよ。

では、それをどうやって知るかっていうと、そこで活躍するのが聴診器。

じつは、血液がスムーズに流れていない状態にあるときは、
血管に血液がぶつかる音(コロトコフ音)が聞こえるんだって。

お医者さんはそれを聞いてるんだね。
音が出始めたときの圧力が最大血圧、消えたときの圧力が最小血圧ってことです。

これで長年の疑問が1つ解けました。
よかったよかった。

ところで、俺の結果は上が112で下が60でした。
高血圧でも低血圧でもないね。

いまんとこ健康でした。

でも、朝から病院には人がいっぱい。
自分は気をつけないとね。

血圧って?” に2件のコメントがあります

  1. おお、実践したんだ。やっぱ難しいのかね。
    スタートはわかりやすいけど、消滅がわかりにくいって書いてあったね。
    俺のを測ってくれた人は慣れたもんだったよ。やっぱ、熟練の技だね。
    血圧は問題ないんだよね。
    怖いのは血糖値です…。今は正常だけどね。

  2. おもしろい!!
    こないだ学校の授業で、まさに昔ながらの
    水銀血圧測定器を使って血圧を測りました。
    なるほど、血液が血管にぶつかる音だったんですね。
    でも聴診器つけて音を聞いてみたけど、
    あれって結構曖昧なんですよね。
    結局目で見てるから、水銀があっという間に
    下まで流れ落ちていってしまう。
    あれには熟練したテクニックが必要だと思いました。
    でも、ケインさんの血圧なら正常範囲内ですね。
    これからも健康でお過ごしください☆

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