技研公開に行ってきました

今日はさわやかな陽気でしたね。風がちょっと冷たかったかな。

そんな今日は、世田谷にあるNHK放送技術研究所まで行ってきました。
今日から日曜日まで「技研公開2019」が開催されているのです。

技研公開に行くのは今回で3回めで、7年ぶりとなりました。
この7年で技術は一気に進んでおりました。勉強になりました。

まず入ると、VRやARの展示が並んでいました。
もはや4Kや8Kは当たり前の技術で、これからはARやAIの時代ですね。

なかなかすごかったのは、4Kの映像を180度スクリーンに映していて、
川を船が進む映像が流れたんだけど、実際に乗って動いている感覚に。

3台の8Kカメラを使って撮影し、それを8台の4Kプロジェクターで投影。
ゴーグルなどで楽しむのもいいですが、やっぱスクリーンは視野が広くていいですね。

といいつつ、ゴーグルをかけてARを体験できるコーナーがあったので、
ちょっと並んでいましたが、体験をしてきました。

ゴーグルにスピーカーがついていたので、
ARで登場する人の声も、ちゃんとその人がいる方向から聞こえてくるんですね。

メガネをかけなくても立体的に見えるインテグラル3D映像は、
7年前はものすごい小さいディスプレイで見た記憶がありましたが、
今回は、視聴者の位置を把握して立体視できる範囲を広げたということでした。

でも、やっぱりまだまだな感じなんだよね。3Dは難しいですね。

8Kの話は次の記事に書くとして、
もう1つ、技術の中心あったのがAIで、なんかもうすごいですね。

音声認識による字幕制作については、
初めて見に行った11年前には、他人が逐一文章の訂正をしていましたが、
現在は、分野によっては精度が9割を超えるそうで、
これからは地方局でも字幕表示が求められるそうなので、この仕組みが必要だとか。

他にも、IoT連携でいろいろなデバイスからの提案をするというコーナーでは、
なんだか未来の生活を見ているんだか、見ていないんだか。

というのは、テレビが中心の話になっているからそう思ったんだけど、
でも、強いなと思ったのは、話の中に昔の映像を登場させてたってこと。

ネットでいろいろな映像が見れるとしても、
アーカイブを持っているのはテレビ局ですものね。

テレビ局が生き残る1つの方法として、その活用はあるのかなと。
そうなると、やっぱりNHKは強いですね。

ノーマライゼーションに関する展示もありました。
手話映像の自動生成とか、競技の状況を振動で感じる触覚インターフェースとか。

いろいろな人に向けて技術開発してもらいたいですね。
ということで、8Kの話を次に

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です