技研公開2019・8Kの話
- 2019.05.30
- 日記
今日は「技研公開2019」に行ってきたわけですが、
ARやAI、それからIoTなどの展示がいろいろとありましたが、
やはり8Kもメインどころとして展示がいくつもありました。
8K以外の話は、1つ前の記事をご覧ください。
で、8Kについては、120Hz(120fps)の話が多かったでしょうか。
1秒間に120枚の画像を映し出すのが120Hzということなのですが、
多くなることでそれだけ映像が滑らかになるわけですね。
60Hzと120Hzの違いは、7年前の技研公開で展示されていたみたいです。
その時はまだ「スーパーハイビジョン」と呼ばれていました。
8Kシアターでは、ダンスパフォーマンスの映像を見せてもらいましたが、
映像がきれいなうえに、残像が残らないで滑らかに見えるので、
実際に目の前で踊っているように見えるわけですね。
ただ、そのあとに60Hzなのかな、120Hzではないものも流れたんだけど、
普通の映像だと60Hzでもそんなに違いがわからないかなー。
ともかく8Kはきれいです。いやー、本当にきれい。
8Kとハイビジョンの映像を見比べることができるコーナーもあって、
8Kだと新聞の小さな文字までくっきり見えるんですね。すごいね。
ハイビジョンだと、視力検査の1.0あたりからぼやけていきます。そんなもん。
シアターでは、最後にクラシックコンサートの映像を見たんだけど、
22.2チャンネルのスピーカーで聞くので臨場感たっぷりなんですけど、
映像はそこまできれいじゃなくてもいいのでは?と思ったんですね。
でも、映像がきれいだと、本当にその場にいるような気になりますね。
楽器の光沢もきれいだし、会場の豪華さもしっかりとわかります。
その120Hzですが、伝送の話があちこちで展示してありました。
大きな容量となるわけで、今はその伝送実験をしているんだとか。
伝送の話は7年前に見に行った時にも聞いているようで、
その時の記事にもちゃんと書いてあるんですよね。
カメラ、プロジェクタ、ディスプレイなどのハードも重要ですが、
伝送こそとても重要な要素ですものね。
さらに、小型カメラの展示もあって、あんなに小さい8Kカメラがあるんですね。
医療分野で活用されれば、遠隔での手術なんてことにもつながるわけで、
テレビだけではなく、他分野との連携のカギなんですね。
7年も空けてしまうと、一気にメインテーマが変わってしまいますね。
次はいつ行けるかな。3年後くらいに行ければいいのですが。
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