技研公開2019・8Kの話

今日は「技研公開2019」に行ってきたわけですが、
ARやAI、それからIoTなどの展示がいろいろとありましたが、
やはり8Kもメインどころとして展示がいくつもありました。

8K以外の話は、1つ前の記事をご覧ください。

で、8Kについては、120Hz(120fps)の話が多かったでしょうか。

1秒間に120枚の画像を映し出すのが120Hzということなのですが、
多くなることでそれだけ映像が滑らかになるわけですね。

60Hzと120Hzの違いは、7年前の技研公開で展示されていたみたいです。
その時はまだ「スーパーハイビジョン」と呼ばれていました。

8Kシアターでは、ダンスパフォーマンスの映像を見せてもらいましたが、
映像がきれいなうえに、残像が残らないで滑らかに見えるので、
実際に目の前で踊っているように見えるわけですね。

ただ、そのあとに60Hzなのかな、120Hzではないものも流れたんだけど、
普通の映像だと60Hzでもそんなに違いがわからないかなー。

ともかく8Kはきれいです。いやー、本当にきれい。

8Kとハイビジョンの映像を見比べることができるコーナーもあって、
8Kだと新聞の小さな文字までくっきり見えるんですね。すごいね。

ハイビジョンだと、視力検査の1.0あたりからぼやけていきます。そんなもん。

シアターでは、最後にクラシックコンサートの映像を見たんだけど、
22.2チャンネルのスピーカーで聞くので臨場感たっぷりなんですけど、
映像はそこまできれいじゃなくてもいいのでは?と思ったんですね。

でも、映像がきれいだと、本当にその場にいるような気になりますね。
楽器の光沢もきれいだし、会場の豪華さもしっかりとわかります。

その120Hzですが、伝送の話があちこちで展示してありました。
大きな容量となるわけで、今はその伝送実験をしているんだとか。

伝送の話は7年前に見に行った時にも聞いているようで、
その時の記事にもちゃんと書いてあるんですよね。

カメラ、プロジェクタ、ディスプレイなどのハードも重要ですが、
伝送こそとても重要な要素ですものね。

さらに、小型カメラの展示もあって、あんなに小さい8Kカメラがあるんですね。

医療分野で活用されれば、遠隔での手術なんてことにもつながるわけで、
テレビだけではなく、他分野との連携のカギなんですね。

7年も空けてしまうと、一気にメインテーマが変わってしまいますね。
次はいつ行けるかな。3年後くらいに行ければいいのですが。