技研公開2023に行ってきた

今日は晴れ間も見えて、思ったよりいい天気でした。明日は大雨なんですよね。

最近はお休みがあればどこかに出かけてばかりな感じですが、
今日は4年ぶりにNHKの放送技術研究所へ行って来ました。

毎年この時期に行われている「技研公開」ですね。

平日ということもあって人も少なめで、展示が見やすいのがありがたいです。
展示は例年よりも少なめでしたね。密になるのを避けるためかな。

今回力が入っていたのがユニバーサルサービスに関するもので、
手話の自動生成は4年前にも見ましたが、緊急放送の際の自動翻訳なんてのもありました。

ロボットが放送の字幕を読んで内容を理解して、感想とかをお話してくれるなんてものも。
寄り添うロボットってことですね。内容が理解できるってのがすごいなって。

AIの進化がそういったことを可能にしているんでしょうけど、
制作側の効率性を高めるための技術というのも多かったのかなって印象を受けました。

4Kや8K関係では、やっぱり伝送の問題なんだなーって。
無線でストリーミングできるようになったって。しっかり進化してますね。

新しい技術としては、粒状に発光体を置くことでより明るくELディスプレイが作れると。
インクジェットで吹き付けられるんだって。詳しくはわからないけどすごさは感じました。

もう1つ、透明な太陽光発電(太陽電池)もおもしろかったですね。
電子ペーパーにつければ時計とかスマホとかに利用できるって。

あとは、イマーシブメディアがありましたね。VRとかARを使う没入型メディアです。
ここ数年力が入ってますけど、やっぱ、VRディスプレイの画質がなーってのが個人的感想。

今回も海中の様子を見られるってのを体験したんだけど、
マウントディスプレイで見る画像がそんなにきれいなわけじゃないから、
なんだかいまいちだなって思っちゃうんだよね。厳しすぎますかね。

あれを4Kとかにはできないのかね。

テレビ放送70周年を記念した展示もあって、NHK放送博物館から持ってきたものですかね。

ここでテレビをじっくり見ていたお年を召された男性がいて、なんとなく話しかけてみたら、
テレビについていろいろとお話をしてくださいました。

メーカーによってブラウン管の形が違うとか、蛍光体の配置が違うとか、
白黒テレビの時代からメーカーでテレビを作っていらしたということで、
見知らぬ人間にいろいろ話してくれて、いい時間でした。ありがたいことで。

そんな出会いもありつつ、だいたい2時間ほどいたみたいです。けっこういましたね。
次はまた4年後くらいに行ければいいですかねー。