「絶景・三淵渓谷通り抜け参拝」

まだまだ暑い日が続きますが、山形の旅の話をもう1つ。
鶴岡で花火を見て、次の日は新潟まわりで帰ろうかと思っていたのでした。

新潟と秋田の間を「特急いなほ」が走っていて、鶴岡から新潟までは2時間弱です。
ただ、山形にある観光情報から母が見つけてくれたのが「三淵渓谷」でした。

こちらではボートに乗って渓谷を楽しむことができるということで。

山形の長井市にあるということでしたが、同じ山形でも、鶴岡とは山を挟んで内陸の方。
電車とバスを乗り継いで向かうのはほぼ困難で、レンタカーを借りていくことにしました。

基本的には有料道路をただただ走るという感じで、本当に着くのかなって。
だいたい2時間で、ボート乗船の手続きを行う「野川まなび館」に到着しました。

ボートに乗る場所はここからさらに車で10分ほどの「湖面広場」というところ。
そこまでも自力で行かねばならないので、車がないとかなり厳しいです。

途中にある長井ダムを少し見学。ここでせき止められてできた「ながい百秋湖」を通って渓谷へ。

ボートは救助用のものを利用しているということで、ほとんど揺れることがなくて安心。
動力もモーターなので、とても静かでした。すーっと進んでいく感じで。

所どころに滝なども見られていい景色。秋は紅葉するということで、いいでしょうね。

20分ほどで渓谷の入り口に着きました。手を合わせてから中を進んでいきます。
というのも、このツアーは「三淵渓谷通り抜け参拝」という名称なんですね。

こちらには龍神伝説が残っていて、竜になったお姫様を祀る神社が崖の上にあるのでした。
かつては下にあったものが湖に沈んでしまったので移設されたということで。

渓谷を進んでいく間は自然とみんな静かになりました。
きれいな景色をただただ眺めるという感じで。動画でもどうぞ

水が濁って見えますが、透明度はかなり高いということで、
深さが何十メートルもあるので光が届かなくてそう見えてしまうんだって。

狭い渓谷を抜けると広いところに出ました。光が射してきてなんとも神秘的。
ここで折り返して戻ります。帰りはまた違った感じで。途中でくっついたという不思議な木が。

乗船は1時間でしたが、なかなかいいところに連れて行ってもらえました。
ちょっと行くのが大変ですけど、まだあまり知られていないようなので混む前にぜひ。

予約は基本的に電話のみでした。運航日は基本的に週末のみのようですのでお気を付けください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です