硬直化? 景気対策?
- 2005.03.19
- 投資チャレンジ
久しぶりに投資チャレンジです。
昨日のことなんだけど、
久しぶりに銀行に長居してきました。
というのも、
このたび、個人向け国債を買ってみようかなって思ったわけ。
何でそんな話になったかというと、
今度引越しをするので、住所変更届をしようと思って、
口座のある銀行のWEBページをうろついていたら、
この情報を見つけてしまったということなんです。
国債ですから、つまり、国の借金なんだけど、
これがなかなか利率もよく、中途換金もできるっていうので、
ここはひとつ、日本国政府を信用してみようと思ったんです。
さらに、最近の話題になってたんだけど、
国債を銀行で買った場合、これまでは口座管理手数料がかかってたんだけど、
それだと、口座手数料がかからない証券会社にお金が流れてしまうってんで、
手数料を廃止する銀行が増えているんです。
で、ちょうどそれなりのお金が入っている口座のある銀行が、
その口座管理手数料を無料としてるってのを見たんで、
(知ってる人はどこの銀行だかわかっちゃうと思いますけど…)
昔から国債にも興味あったし、買っちゃいました。
ただ、国債の発行は問題になってるわけで、
俺も授業で「国債残高が多すぎてえらいことになってる」ってやってるわけ。
国債の発行が財政の硬直化を生み、さらに国際的信用も低下させ、
日本経済に悪影響を及ぼす可能性があるわけですよ。
財政の硬直化っていうのは、
借金の返済費がかさむために、本来支出すべき分野にお金が回せなくなって、
自由がきかないということなんです。
(いまや借金の返済費は一般会計歳出の2割に上っています)
でも、一方で国債の購入は景気対策を助けています。
というのも、俺が国債を買うことによって、俺のお金が政府に行き、
政府はそのお金を使っていくわけですが、
俺が国債を買わなければ俺のお金は銀行に止まったままですから、
その分、流通通貨量は減ってしまい、景気も回復しません。
とまあ、正当化もしてみようかと思いました。
(上の話はけっこうウソついてます…)
どちらにせよ、
俺の購入が経済に与える影響はほとんどないでしょうから、
そんなこと心配しても意味ないんですけどね。
興味がある方は、財務省のページまで。
期間は10年ですが、中途換金もできます。
もちろん、中途換金した場合は手数料が取られるけど、
銀行の人の話では、3年くらい預ければ元は取れるそうです。
1万円から買えますので、いかがですか?
(口座管理手数料を取られるかどうかはご自身でチェックしてくださいね)