「選挙2」

今日は連休の中日に当たる日なんですよね。
自分はここ数日ずっとほぼ連休みたいなものなんですけどね。

で、ずっと週6日のペースで働いていたこともあって、
なんかすっと何もなくなっちゃったら、それはそれでなんか退屈で、
今日なんて人がいっぱいあふれていることはわかっているんだけど、
でも、お出かけしてしまいました。

また渋谷まで映画を見に行ったんだけど、
まあ、日曜とはいってもそこまで人はいないだろうと思っていたら、
なんと、映画館前に着くと入場待ちの人だかりが!

完全に失敗しました…。そんなに人気なのね。大誤算でした。

見てきたのは「選挙2」という映画で、
4年前に選挙」という映画を見に行ったことがありましたが、
一応、その続編ということでした。

前回の「選挙」では、川崎市議補選に出馬した候補者が描かれていましたが、
今回は同じ人が川崎市議選に再び挑戦するという話。

でも、前回は自民党公認で出馬し、ドブ板選挙を演じたわけですが、
今回は完全無所属で、さらにたいした選挙運動はしないということで、
また違う側面から選挙というものを描いていました。

舞台となった川崎市議選は2011年4月に行われたもので、
主人公の候補者山内さんは、誰も主義主張をしっかりしていないことや、
誰も原発問題に言及しないことに怒りを感じて、出馬を決心したのだとか。

前回の党にべったりのドブ板選挙を批判して、
ちゃんと政策を理解してもらうことが必要だとの姿勢も立派でしたが、
かといって、選挙公報を読んでもらえば自分の正しさが理解してもらえると、
ポスターを貼る、はがきを送る以外はほとんど何もしていなくて、
街頭演説もたった1回しかしなかったわけで、
理想を追い求めすぎているんじゃないかなって感じはありましたね。

かつては青島幸男も同じような形で当選したことはあるけど、
そもそも知名度が違うわけでねー。

そのあたりは映画のパンフに掲載されていた話にも出ていて、
もっと現実的な方法でしっかりと訴えることを行なっていけば、
もうちょっと票を伸ばせたんじゃないかとは思いましたね。

でも、最後のシーンはやっぱりそれをも打ち砕きかねないシーンで、
主義主張を候補者がしなくなったのはそれを有権者が聞かないからで、
近年の選挙結果を見てもわかるとおり、
具体的政策よりも単なるイメージで決められているところがありますよね。

今は参院選のただなかなはずなのに、ネット選挙も解禁されたはずなのに、
全くと言っていいほどその気配を自分は感じません。

本当に政策論争が行われているのか、
有権者は各党の主張を理解しているのか、とても疑問です。

だから、候補者も選挙運動の方向性が変わっていってしまって、
もちろん、名前を覚えてもらうっていう活動も大切だとは思うんだけど、
それだけに終始してしまうのでは、
単なるコマの1つととらえられても仕方ないですよね。

自民党の候補者が撮影をやめろと抵抗する場面がありますが、
自分たちでもおかしなことをやっていると思っているから、
だからそういう反応になるんでしょうね。

前作の「選挙」も今回の「選挙2」も、
映画のなかではナレーションも解説も一切ないわけですよ。

単に、行われていることが流されているだけ。

もちろん、編集はされているから、ある程度の意図はあるとしても、
それが良いか悪いかは何も触れられていないわけですよ。

なのに、前作の「選挙」のせいで「悪い印象」を与えられたって、
そう思うのは、自分自身もそのように自覚しているからでしょ。

問題ないと思うなら正々堂々としていればいい。
もっと正当な形で反論すればいい。

それができないで、感情的に訳の分からな論理を展開している姿は、
本当に残念だなーと思いましたね。

そんなくだらない運動しかされていないのならば、
1人でもそれを崩そうとしている候補者がいるおかげで、
少しは選挙も選挙らしくなるのかもしれません。

でも逆に、そういったある意味では「泡沫候補」がいるおかげで、
くだらない候補者たちが「まだマシ」な候補者になっている側面もあるのかも。

あと1つ、同じような映画が公開されているのというので、
明日にでも見に行こうと思っているのでありました。