人が作っているということ

台風は大丈夫でしょうか。本当に心配です。

すでに警報も出ているので明日は朝から出かけなくてもよさそうですが、
うちのアパートは木造ですので、飛ばされないことを祈ります…。

さて、金曜日の深夜なんですが、NHK総合で、
「BUMP OF CHICKEN クリエイターたちとの創造」が放送されました。

内容は、今年7月に東京ドームで行われたライブの裏側を取材したもので、
さまざまなクリエイターたちとライブを作り上げていった様子を、
当日の模様も含めて放送していたのでした。

東京ドームでのライブはツアーファイナルということもあって、
内容も特別なものになっていたわけですね。

こうやって裏側というか、彼らの意図というのが解説してもらえると、
あらためて、あのライブはすごかったなーと、
そして、彼らはやっぱりすごいんだなーって実感できたのでした。

なかでも、「Smile」という曲で流された映像があって、
写真家の蜷川実花さんが作成した花と虫たちの映像だったんだけど、
その映像の意図というのが理解できて、とても感銘を受けました。

CGのようだけど、最後にカメラがズームアウトすると実際のものだと。
でも、それは人々が作っていたお花畑でもあると。

人工じゃないけど人工だっていう、何とも言えないこの感じ。

それはオープニング映像もそうで、
わざわざモーションピクチャーを使って作っていたとは。

これも、人工のようで人工でない。
ちゃんと、生身の人間によって、本物の命によって作られているわけで。

そう考えると、「ray」で共演した初音ミクはどうなるんだって話で、
あれは完全に作られたものであるわけですからね。

でも、その映像を作り出してプロデューサーさんが出てきて、
彼らも同じように緊張したまなざしでステージを見ていて、
やっぱり初音ミクの裏側にも人間が関わっているんだなって。

いろいろな人の力が集結したライブで、
そういった生の人々の力が今の時代にも必要なんだって、
そういうことを感じることができた番組でした。

AR三兄弟の話も出てきましたね。
ライブが終わった後に送られてきたあの写真たち。本当に感動でした。

こんなのが送られてきたら、そりゃグッとくるでしょ。

とてもいい番組でした。

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