最高裁判所大法廷へ

今日は貴重な体験をしてきました。
最高裁判所の大法廷での口頭弁論の様子を傍聴してきたのです。

昨日のことですが、ちょうど今は選挙の話をしていて、
これから先に議員定数不均衡問題を扱う予定なんだけど、
そういえば、昨年の参院選の裁判の結果ってまだ出てないのかなって、
それを調べてみたら、10月29日に最高裁で口頭弁論があると。

ちょうど今日は午前中でいったん仕事はおしまいという日だったので、
もしやこれは傍聴できちゃうかもじゃん!ってことで、
仕事が終わってから健康診断を受けて、それから最高裁に向かいました。

整理券の配布が12時半までってことだったので、
とりあえず12時ころに行ってみたら、12時15分から配布って話でした。

もうすでに3人ほど並んでいましたが、そこは並ばずにまずは昼食。

最高裁といえば、この正面玄関だと思うんですが、
ここから入場するのは裁判の当事者たちだそうで、傍聴人は西門から。

で、戻ってきたらずいぶんと列が伸びていて、自分の番号は78番でした。
整理券を受け取って並ぶって感じなんですね。

傍聴席は全部で155席ということで、これを超えたら抽選になるわけだけど、
結果的には超えなかったので、抽選なしで傍聴決定。やった!

でも、もし12時の段階で並んでいたら、最前列だったってことなんだよね。
ちょっと惜しいことをしましたかね。まあ、入れるだけありがたいです。

いったん中で並んで、傍聴券をもらったらそのまま中へ。
ここからは写真撮影は禁止で、入ってすぐにロッカーに荷物を入れました。

携帯などのロッカーへ。中に持ち込めるのは貴重品と筆記具だけ。
ちゃんと金属探知機によるチェックも行われました。

ただ、裁判傍聴なので、身分証がいるわけでもなく、名前も聞かれず、
それこそちょっと変な人とか入ったりしちゃわないんでしょうかね。

開廷は13時半だったので、それまでは中で待ちぼうけなわけですが、
すぐに法廷内に入ることもできて、まさにこの感じ。すげー。

傍聴していた人は関係者が多かったみたいですけど、100人くらいかな。
席は指定なのでした。傍聴券は持ち帰り可。うれしいですね。

口頭弁論は、原告側が1時間ちょっと、計4名の方が発言して、
被告側はささっと5分程度反論を述べて終わりました。

原告側のみなさんの主張は理路整然としているすばらしいもので、
特に、最初の方と2人目の方の論理展開はさすが。

判決は年内には出るようですが、画期的な判決が待たれます。
裁判の議論についてはまた別の記事にでもしようかと思います。

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