ちょっとだけ中辺路を

今日も暑いですね。夜は気温が下がってくれるので、昨夜もクーラーなしで眠れました。

さて、和歌山の旅の話の続きですが、いよいよ、今回の目的の熊野三山へと向かいます。
白浜駅からホテルの送迎車でおよそ1時間。熊野本宮大社近くの渡瀬温泉に着きました。

南紀白浜空港から路線バスも出ているのですが、それに乗ると2時間超かかってしまいます。
それもなかなかつらいので、今回はホテルの送迎を使わせてもらいました。

到着してすぐに温泉、というのでもよかったのですが、
いろいろお話を聞いていたら、熊野本宮大社や熊野古道まで送迎をしてくれるとのことで、
まだ14時過ぎだったので、ちょっと熊野古道を歩いてみようかなって。

熊野本宮大社へと続く中辺路という熊野古道があって、発心門王子からのコースが定番。
ただ、2時間かかるというので、1時間ほどで歩けるという伏拝王子跡から歩くことにしました。

「王子」というのは、参詣道の安全を祈願しておかれたお社のことだそうで、
熊野古道上にいくつも置かれているんだそうです。その1つが伏拝王子です。

なかなか暑かったのですが、道は平たんなところも多くて、そこまで大変ではなかったです。
高野山に向かうときに歩いた町石道を思い出しました。あちらも熊野古道とともに世界遺産です。

15分ほどで三軒茶屋跡に着きました。ここは高野山へ向かう道との分岐点だったそうです。

茶屋を出ると上り坂…。ハチだかアブだかに威嚇されつつ歩くこと15分。
ちょっと寄り道展望台への案内があったので、せっかくなのでそちらへと向かいました。

なんとも素晴らしい見晴らしが。大斎原の大鳥居が見えました。

そこから下って行って、15分ほどで舗装路に出ました。ほぼほぼゴールですね。
近くにあったお店で「じゃばらサイダー」という飲み物を。これがおいしかったー。

熊野本宮大社の裏側に到着して、境内を通り抜けてゴールです。
時間の関係で参拝は次の日にしました。お迎えの時間があるので。

ということで、1時間ちょっとでしたね。真夏じゃなければもうちょっと歩けたでしょうけど。
でも、少しだとしても熊野古道の雰囲気を感じられたのはよかったです。

あと、出発地に送ってくれて、到着地で待ってくれているホテルの送迎は本当に助かりました。

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