起雲閣へ

明日の朝は雪の可能性があるとか。起きたら積もってるのかなー。
通勤に影響がないといいんですけど。

ということで、まだまだ熱海の話が続きますが、
おなかも満たされ、まだ半日も時間があるので、次はどこに行こうかと。

そこまで観光地が多いわけではないんですよね。
なので、ガイドでも紹介されていた「起雲閣」に行ってみようと。

結果的には、行ってよかったですねー。

こちらは、大正時代に作られた別荘で、
それが、戦後になって「起雲閣」という旅館になったんだそうです。

旅館は1999年に廃業してしまって、その後は熱海市が取得して一般公開に。
こういったところを市が保存しているというのはすばらしいですね。

最初に通されたのが「麒麟」というお部屋で、庭の眺めも良かったです。

ガラスは大正のものがそのまま残っているということで、
たしかに、昔のガラスはちょっとゆがむんですよね。写真では伝わりにくいけど。

あと、壁の一部が青く塗られていて、旅館時代のご主人が石川出身とのことで、
石川では、この群青色を壁に使うのが伝統なんだそうです。いい色ですね。

2階にも上がることができて、こちらもいいお部屋でした。

そんな「麒麟」の次は洋間で、これまたいい感じでした。
天井も格子だしね。風格が高いことがよくわかります。

それから、志賀直哉や尾崎紅葉などの文豪たちが愛した部屋が。

さらに進むと、ローマ風のお風呂もありました。

ぐるっと回った後、庭に出て、中を歩くこともできました。
もうちょっと晴れていてくれたらよかったけどね。

庭を歩くのもいいですけど、やっぱり庭は中から眺めるのがいいですね。

ということで、ここは行ってよかったです。
旅館時代にはとても泊まることはできなかったでしょうね。

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