野外劇「銀河鉄道の夜」

今日はいい天気。これからはある程度安定するみたいだけど。
乾燥が気になりますね。アルコール消毒の影響もあって、すでにカサカサ…。

さて、先日は、VHSビデオをDVDにダビングしてもらってきたのですが、
その1つが、高校時代に出演した演劇の模様を撮影したものでした。

出たのは高校3年生の時で、タイトルは「銀河鉄道の夜」。
宮沢賢治の作品を土台として、先生が脚本を作成したものでした。

行っていた高校には演劇部はなくて、文芸部というのがありまして、
その文芸部の顧問の先生が主催の演劇だったのですが、
文芸部は、文化祭ではなんとも奇妙な劇というか出し物をやる部活で、
まあ、ちょっと変わった人たちの集まりではあったわけですね。

その先生が、文芸部とは関係なく有志を募って演劇をやると告知していて、
興味があったので、参加させてもらうことにしたのでした。

文芸部でやっているような変わった感じではなく真面目だというので。
あ、私は文芸部には入っていませんでしたよ。

ただ、当初は、裏方(スタッフ)として関わるつもりで、
人前で演技をするなんて、そんなこと考えてもなかったんだけど、
集まったのが10人もいなかったのかな。

なので、あなたたちも出てくださいってことになって、結局出ることに。

集まったのは高3が数名と高1が数名で、高2は1名いたんだっけかね。

その高1の子たちは、演劇に興味があった子たちだったので、
主役やメインはそこの子たちにやってもらって、我々はわき役で。

それでもけっこうなセリフがありましたけどね。
なかなかな長台詞をみんな覚えていました。全部で2時間だからね。

見返してみて、覚えていたシーンもあったけど、
そんなセリフ言ってたっけ?なんてところもありました。忘れちゃうね。

けっこうな大根っぷりを発揮しているかと思ったら、意外と抑揚がついていて、
でも、灯台守の役だったんだけど、だからおじさんの役ですよね。

なので、おじさんっぽく話しているのが基本なんだけど、
普通の話し方に戻っちゃっているところあって、けっこうブレブレ。^^

あと、ちょっと早口でしたね。
でもよくやりましたね。とてもいい思い出です。

2日連続で2回公演をやったんですけど、
おそらく1回めの方に父親が仕事帰りに寄って見に来てくれたんですよね。

観客も、文芸部の部員のみなさんを中心にまあまあいてくれたので、
やりがいというか達成感があったのはとてもよかったです。

これをきっかけにして、後に高校に演劇部ができたんだそうで。
高1の主役の子たちが中心になったのかな。

映像の公開は恥ずかしいのでしないですけど。1コマだけ。

映像を見ていたら、最後に、先生が次のように話していました。
「宮沢賢治生誕100周年」「奇しくも今日が賢治の命日」

なるほど、そういうことだったのか、と。24年経って今さら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です