県の名前って47ついろいろとあるわけですが、
よーく考えてみると意味がわからないものです。
いや、わかりやすいところもありますよ。
「東京」なんてそのまんまだし。
それぞれにきちんとした由来があるんだろうけどね。
それを調べてみると面白いのかも。
で、そのなかで、
「愛知」っていう県の名前って実はすごいんですよ。
いきなりそんなこと言われてもってかんじかもしれないけど、
「愛知」って言葉にはかなり深い意味がこめられているんです。
さて、その話をする前に、
愛知県はなぜ「愛知」って名前なのかを知っておきましょう。
愛知県のWEBページによると、
万葉集にある歌にある「年魚市潟(あゆちがた)」に由来していて、
この「あゆち」が「あいち」に転じ、「愛智」という郡が誕生。
そして廃藩置県後、県庁が愛知郡の名古屋城内に置かれたので、
そこから県名に採用されたということでした。
うん、よくわかんない。
その「年魚市潟」って何だよ。
まあいいや。
したいのはそんな話じゃないし。
今年度はカリキュラムが変更となった関係で「倫理」を教えています。
その「倫理」で出てくるんですよ「愛知」が。
どこででてくるのかというと、ギリシア哲学です。
ギリシアの人々は閑暇を利用して議論を重ね、
そのなかで知を求め愛するという態度が育っていき、
知るために考えるという観想的生活を行ない、
そこから哲学が生まれていったのでした。
で、この「知を求め愛する」ことを「フィロソフィア」と言いますが、
これを日本語にすると「愛知」となるわけです。
教科書にもしっかりと太字で記載されていますよ。
ってことで、
愛知県のみなさんは「知る」ということを「愛している」わけです。
すごい県民ですね!
愛知県出身者、愛知県民、その他関係者のみなさん、
ぜひともその県名に誇りを持ってくださいね。
といっても、
本来の由来は先に書いたとおりですので、あしからず。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。