青天の霹靂

とはまさにこのことでしょう。

それは、5限の授業が終わって職員室に戻ったときのことでした。

5限が終わるのは14時。
記者会見が始まったのはまさにその時間だったわけですね。

職員室には一番前に1つだけテレビがあって、
そこに先生方が何人か集まっていました。

聞いたときは、え?うそでしょ、本当なの?と何度も聞き返しました。

理由がはっきりしないので、何なのかさっぱりわかりませんが、
本当にテロ対策特措法の関係だとしたらずいぶんな話です。

先日、APECの場で「職を賭して」の発言がありましたが、
本人としては、継続を成し遂げた時点で辞めるつもりだったのかもしれません。

それもある意味では「職を賭して」ですから。

でも、その継続が実現できないという見込みが出てきたので、
もうこの場でやめてしまおうと決意したのでしょうか。

ただ、衆議院で与党は3分の2以上の議席を持っているわけで、
批判を覚悟で再議決することもできたわけです。

ただ、それには公明党の協力も必要なわけで、
その点で協力を得られない可能性が見えてきたのかもしれません。

ただ、おかしな話なのは、
参議院選挙で負けてもやめない首相が、
国際公約としたテロ対策特措法の兼ね合いでは辞任するということです。

首相はいったい誰のための首相なのか。

国民の信任を得られなくてもやめないのに、
アメリカとの約束が守れないとやめるのか。

一国の首相として、この姿勢はいかがなものか。
政治家としての資質も問われるのではないかと思います。

自民党の総裁は19日に決まるそうですが、
それまでは国会は審議が停止するわけです。

国会の召集前に辞任すればこの混乱は回避できたはずです。

まあ、気力がなくなったということと、
官房長官も言ってますが、健康状態にも心配があったんでしょう。

ただ、安倍さんは手法が良くなかったと思いますね。急ぎすぎました。

小泉さんだって、郵政民営化を達成させるのに5年をかけたのです。
なのに、安倍さんは1回の国会ですべてを成し遂げようとした。

まあ、10年後にまた首相になってるかもしれませんけどね。

「ヒロシマナガサキ」の記事も読んでください。↓

本来なら、ある程度の期間、一番上においておきたかったのですから。
この記事では安倍さんの批判を暗に行なったわけですが、皮肉ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です