和菓子のかたち展
- 2009.02.07
- 日記
やっぱり、豚のしょうが焼きは生しょうがで作るのがいいね。
チューブのよりもずっと風味が良くていいですよ。
でも、何度も作るわけじゃないから、
全部使う前にカラカラになっちゃうんだけどね。
もったいないです。
さて、やっぱり、人によって興味・関心が向かうところは違うわけで、
そういうのって何か面白いなーって思ったりして。
先日ですが、「和菓子のかたち展」という、
俺のとっては場違いな感じのところに行ってきたんです。
毎年夏に1回会っている友人が、
この展覧会に行ったと日記に書いていたのを見て、
何かちょっと面白そうだなーと思って行ったみたのでした。
場所は「柿傳ギャラリー」というところで、新宿の東口にあるんだけど、
いつも目の前を通っているところでもあったので、
こんなところにそんな場所があるんだー、とびっくりして、
そんなこともあって、ますます行ってみたくなったわけね。
まあ、いつも夜に通る場所だから気づくはずもないんだけど。
展覧会のコンセプトとしては、
和菓子は、五感を刺激する「総合芸術」であるということで、
建築家、インテリア・デザイナー、グラフィック・デザイナーなど、
さまざまな分野で活躍するデザイナーの人が和菓子をデザインしてみると。
全部で5つの作品があったんだけど、
きれいだなーという感じだったのは、寒天で作った「水中花」というもの。
見る方向で色の濃淡も出るので面白かったですね。
他にも、家の形をしているものとか、芽吹きをイメージしているものも。
ただ、俺がいったときは人が少なくて、
そんな広いところでもないから、何かいづらーい感じでした。
あの、展覧会とかによくある感じの雰囲気って嫌ですね。
まあ、そんなところに訳もわからず飛び込んでいく方が悪いんだけど、
わかっている人間のためだけの空間のような、そんな感じ。
奥でお菓子をいただけるような感じだったんだけど、
それも勧めてくれるわけでもなく。
(普通に、関係者のみの空間だったのかもしれないけどね)
入ってすぐのところに、
洋菓子は多くの人に触れる機会が多いけど、和菓子はそんなことなくて…、
みたいなことが書いてあった気がしたんだけど、
あの雰囲気はたしかにそうなりますよ。
まあ、そうやって囲い込むことも1つの手法というか、
そういう話になっていくんだと思うので、いいんですけどね。
誰しもが大トロを食べれてしまう、誰しもがゴディバを買ってしまう、
特別なものが特別じゃなくなっていくというのも残念ですからね。
何もわかっていない人間が物言っちゃいけませんね。失礼しました。
ってことで、たまにはいつも行かないようなところに行くのもいいですね。
嫌な汗をかいたりすることもありますが。