和菓子のかたち展

やっぱり、豚のしょうが焼きは生しょうがで作るのがいいね。
チューブのよりもずっと風味が良くていいですよ。

でも、何度も作るわけじゃないから、
全部使う前にカラカラになっちゃうんだけどね。

もったいないです。

さて、やっぱり、人によって興味・関心が向かうところは違うわけで、
そういうのって何か面白いなーって思ったりして。

先日ですが、「和菓子のかたち展」という、
俺のとっては場違いな感じのところに行ってきたんです。

毎年夏に1回会っている友人が、
この展覧会に行ったと日記に書いていたのを見て、
何かちょっと面白そうだなーと思って行ったみたのでした。

場所は「柿傳ギャラリー」というところで、新宿の東口にあるんだけど、
いつも目の前を通っているところでもあったので、
こんなところにそんな場所があるんだー、とびっくりして、
そんなこともあって、ますます行ってみたくなったわけね。

まあ、いつも夜に通る場所だから気づくはずもないんだけど。

展覧会のコンセプトとしては、
和菓子は、五感を刺激する「総合芸術」であるということで、
建築家、インテリア・デザイナー、グラフィック・デザイナーなど、
さまざまな分野で活躍するデザイナーの人が和菓子をデザインしてみると。

全部で5つの作品があったんだけど、
きれいだなーという感じだったのは、寒天で作った「水中花」というもの。

見る方向で色の濃淡も出るので面白かったですね。
他にも、家の形をしているものとか、芽吹きをイメージしているものも。

ただ、俺がいったときは人が少なくて、
そんな広いところでもないから、何かいづらーい感じでした。

あの、展覧会とかによくある感じの雰囲気って嫌ですね。

まあ、そんなところに訳もわからず飛び込んでいく方が悪いんだけど、
わかっている人間のためだけの空間のような、そんな感じ。

奥でお菓子をいただけるような感じだったんだけど、
それも勧めてくれるわけでもなく。
(普通に、関係者のみの空間だったのかもしれないけどね)

入ってすぐのところに、
洋菓子は多くの人に触れる機会が多いけど、和菓子はそんなことなくて…、
みたいなことが書いてあった気がしたんだけど、
あの雰囲気はたしかにそうなりますよ。

まあ、そうやって囲い込むことも1つの手法というか、
そういう話になっていくんだと思うので、いいんですけどね。

誰しもが大トロを食べれてしまう、誰しもがゴディバを買ってしまう、
特別なものが特別じゃなくなっていくというのも残念ですからね。

何もわかっていない人間が物言っちゃいけませんね。失礼しました。

ってことで、たまにはいつも行かないようなところに行くのもいいですね。
嫌な汗をかいたりすることもありますが。

和菓子のかたち展” に2件のコメントがあります

  1. そうだよねー。
    もうちょっと、食べさせる感がほしかったな。
    なんか、あの雰囲気で、
    いちいち聞いてまで食べてやるもんか!って思ってしまったのさ。
    慣れの問題かー。次は、堂々と行ければと思います。
    でも、けっこう小心者だからね…。

  2. あ、食べれそうだったの?!
    もったいなーい。
    和菓子なんて、なんだかんだ言っても食べ物なんだから、
    眺めるだけ(私のときは売り切れだったから)は企画展として×だと思う。食べ物は、食べてなんぼ。
    ああいう雰囲気は、あちこち行くと慣れちゃうもんだよ。
    「私、関係者じゃありませんけど、何か?」ぐらいの気持ちで(笑)

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