車両展示とジオラマ

さあ、まだまだリニア・鉄道館なわけですが、
はたして、この記事は「旅の話」なのか「電車の話」なのか…。

入ってすぐのシンボル展示は3つの車輌しかありませんが、
その奥の広い展示室にはたくさんの車両が。

在来線も古めのものが中心です。
湘南色の電車はやっぱ東海感が出ていいですね。

たくさんある中でも目に止まったのが、モハ52形式という電車。

京阪神で戦前に使われていた急行電車だそうですが、
この流線型の車体がかっこいいなーって。通称「流電」だったそうです。

広い展示スペースだけでなく、奥にも車両は展示されていて、
レールが下に敷かれているので、おそらく定期的に交換しているのでしょう。

さらに、外には117系という快速電車が。

この電車の車内は当時と同じように開放されていて、
食事をとるなどの休憩をすることができるスペースとなっていました。

実際に走ってはいないけど、鉄道旅行気分を味わえるのですね。

ということで、自分もここで駅弁を食べてみました。
食べたのは、新幹線が開業した当時の復刻弁当です。

まあ、昔のものなので素朴な味わいですが、やっぱ雰囲気でますよね。

さて、車両展示は実物なので迫力がありますが、
鉄道の博物館といえば、ジオラマも外せないわけで。

そこまで大きなものではないのかもしれないけど、
東京・名古屋・京阪と3つのエリアに分かれていて、
「鉄道の24時間」を見せてくれます。

朝や昼は通勤電車が活躍し、夜にはちゃんと夜行が走ります。
ちゃんと保線の模様とかあっておもしろいです。

で、このジオラマは、細かな作りがとても精巧で、
目線が低い子どもたちは、いろいろな仕掛けを発見していました。

ミュージアムショップには「公式 鉄道ジオラマガイド」が売っていて、
ジオラマの写真だけでなく、その過程も収録されています。

展示スペースの一角にはジオラマを走っている鉄道模型も展示。
さらに、その向こうには、何やら鉄道運行管理の画面が。

ジオラマの運行システムですね。ちゃんと実物同様に管理されてるんですね。
なかなかしっかりしています。感心ですね。

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