私の選択

今日は歴史的な日、自分の記憶に残る日になることでしょう。

2005.9.11は、いわゆる「郵政解散」によって選挙が行われた日、
2009.8.30は、民主党が政権交代を果たした衆院選の日。

そして、2012.12.16は、日本の終わりの始まりの日。

ここ数年、少しずつ「何か」を変えようと動いてきたはずなのに、
その動きを否定して、元に戻ろうとしている。

何かを「取り戻す」と言っているが、
いったい何を「取り戻す」のか、さっぱりわからない。

ただ、元に戻ろうとしているだけ。

昔と同じやり方というのは楽だし安心だけど、
もうそんな時代ではないのですよ。

世界はどんどん変わっていっているのに、
自分たちは変わろうとしないで、むしろ、元に戻って行ってしまう。

「保守」とはいったい何なんでしょうね。
「保守」とはすなわち「怠惰」ということでしょうね。

昔と同じやり方でどうにかしようとして、
ただただ後世につけを押し付けていこうとしているだけ。

震災という、自然からの変革要求にも応えようとしない。

この国の仕組みを変えようとしたところで、
それをたった3年ちょっとで完全に変えられるはずもなくて、
その途中で大きな災害もあって、十分に取り組めなかったけれど、
それでも着実に「何か」が変わっていっていたはず。

それをバッサリと切り捨てて、
人々が選ぼうとしているのが「怠惰」なのですよ。

変えようとしているのは憲法だけ。あとは何も変わらない。

借金をして景気がよくなったと錯覚させるだけ。
景気対策のおかげでもなんでもない。
ただ借金したから、お金があるように感じているだけ。

TPPも社会保障改革も政治改革も、面倒なことは後回し。
前進できるのは民主党のおかげ。自民党は何もしていない。

原発は再稼働しないで廃止していくべき、
消費税は税率をあげて負担と給付のバランスを改善すべき、
憲法改正の必要はなく、集団的自衛権の行使も可能としない。

ただこの3つをまずはやってもらいたいだけ。
たった3つだけの政策課題になのに、完全にマッチする政党がない。

いや、公明党が一番近い。別に、どこかの集団の人間じゃないけど。

しかし、なぜか自民党と手を組んでいるのがさっぱりわからない。
自民党は原発をなくす気がないし、憲法改正したいだけ。

だから、投票すべき政党がない。候補者もいない。

といって、「だれに投票したらいいかわからない」なんて言って、
投票に行かない愚か者ではない。

原発も無くさない、憲法改正はする、消費増税をやるか怪しい、
そんな自民党に投票することはあり得ない。

その自民と共闘している公明党もない。

今まで通りの投票先にしたのが比例代表。
原発政策を重視して投票したのが小選挙区。

理想を語ったところで仕方がないという批判があるのはよくわかります。
しかし、抗議を表すという点では十分に意味があると考えます。

何かを変えようとしている人々を支持することは全く恥ずかしいことではない。
何も変えるつもりのない人々を支持する方がよっぽど恥ずかしい。

なんでも自分の思うように行かないこともある。
だからといって、あきらめることは絶対にない。

「おかしい」と言えないようにならない限り。

今日はこれから友人の結婚式に出るのです。
こちらは始まりの終わり。

私の選択” に1件のコメントがあります

  1. 確 村石太ダー&コピペマン&ジョージハリスン より:

    政権交代 で プログ検索中です
    今回の予想は 自民党 強いのかなぁ。民主惨敗の声も 聞きます。民主党 何議席減らすかナァ。オセロのように ひっくりかえる民主。
    民主党 指揮権発動禁止とか いい面も あったけれど~
    第三極というか 第4極というか どうなるかなぁ。維新 も 人気ですね。私は 自民 維新の政策は 嫌いです。政治研究会(名前検討中消費税増税を苦に 自殺しないように がんばろう。
    失業者と税収 大日本帝国 万歳なんて 大昔 叫んだのかなぁ。

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