1992年にPKO協力法が成立した時、
これからは自衛隊が海外にどんどんと出て行くことになって、
いつか人が足りなくなって、徴兵制が導入されてしまうのだ、
そのように少年は心配しました。
1994年に衆議院の選挙制度が小選挙区制に変わった時、
これからは二大政党制になって行くが、
結果的にその二大政党はどちらも保守勢力なのだから、
いずれはその2つがくっついて一大勢力となり、憲法が改正されるのだ、
と少年は心配しました。
10年後、徴兵制という話は1つも聞こえず、
憲法改正への動きはほとんど見られず、
あれは考えすぎだったのだなと、青年は自分を笑いました。
10年後、その男は「日本の終わり」が始まったと感じました。
それからまもなく経って、
憲法は一内閣の勝手な解釈変更により骨抜きとされ、
徴兵制の導入が危惧される時代になりました。
なんでもない、いたって普通の少年の心配は、
なぜか現実のものになろうとしてきているのでした。
なぜそのようなことになってしまったのか。
少年が先を見通す力に優れていたからではないでしょう。
なぜそのようなことになってしまったのか。
少年の心配がこれ以上現実に近づかないことを祈るばかりです。
どうかみなさん、お願いします。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。