今日は久しぶりの平日のお休みでした。
昔は毎週平日のお休みがあったというのにね。
ということで、せっかくなので映画を見てきました。
ちょうどみつけた「あん」という映画です。
けっこうプロモーションをしているのに上映館が少なくて、
はじめは新宿の武蔵野館で見ようかと思ったんだけど、混んでると。
東京では武蔵野館の他はすべてイオンシネマでの上映で、
イオンなんてうちの近くにねーしって思ってよく見なかったんだけど、
ちゃんと見てみたら、かつてのワーナーマイカルシネマだったんですね。
ということで、地元の近くに映画館で見てきました。
でも、平日にもかかわらず40人近くは見てたかな。人気ですね。
話はまあ差別の話なんだけど、
もうちょっといえば、社会から疎外された人たちの話なんだけど、
自分のせいならともかく、そうでないものというのは本当につらい。
「いいじゃない、好きにやれば。自由なんだから。」
このセリフはグッときました。そうだよな。自由なんだよな。
社会からはじき出されて隔離されて、
最終的にはそれを受け入れて、それでも楽しく生きている。
本当にその境地に達することなんてできるんだろうかと。
なかなか難しいことです。
それを見ている人たちはかわいそうだなって思うわけだし、涙も流すし、
でも、一方で、映画の中のような展開だって起こるわけで、
単なる他人事、単なる「お話」で終わってしまわないでもらいたい。
でも、実際には、その涙はその場限りのものになるんだろうなって、
そういうあきらめも感じてしまいました。
あきらめちゃいけないのかもしれないけど、それが実際なんだもんな。
期待したいけど、期待すれば裏切られるんだものな。
仕事がもらえたときのあの笑顔を見てしまって、
その後の悲しい姿を見てしまって、
「レナードの朝」を見た時の感情を思い出しました。
単なる「感動作」では終わってもらいたくないですね。
せっかく流したその涙で世の中を少しは変えてもらいたいですね。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。