金剛峯寺、そして宿坊へ

暑い日々が続きますね。あっという間に梅雨が明けてしまいました。

でも、4年前の2018年にも6月29日に梅雨明けしていたそうで、
そんなことはすっかり忘れてしまう程度のことなのかもしれません。

さて、高野山の話に戻りたいと思うのですが、
壇上伽藍を参拝して、次は、お隣にある金剛峯寺へ。

高野山といえば金剛峯寺というのは教科書にも載っているわけで、
そんなお寺が壇上伽藍とは別にあるというのは少し混乱してしまいそうになりますが、
本来的に、高野山全体が金剛峯寺というお寺だと考えていいようです。

比叡山全体が延暦寺です、と同じように、高野山一帯が金剛峯寺です、な感じでしょうね。

ただ、おもしろいのは、高野山という山自体は存在しないということで、
あの一帯を高野山・金剛峯寺と呼んでいるということなんですね。

で、その中に、金剛峯寺という建物もあると。
第2代座主の真然大徳が祀られていて、豊臣秀吉の母親も祀られているそうです。

館内は写真が撮れないのであれなんですが、襖絵がなかなかきれいでした。
そして、庭には広大な石庭が。維持するのも大変でしょうね。

ということで、いろいろ見させてもらって、お世話になる宿坊に向かいました。
はい。宿坊に泊まってきましたよ。

高野山エリアには50を超える数の宿坊があるそうで、選ぶのに迷っちゃいます。
今回は、奥の院のナイトツアーの出発点にもなっている「恵光院」へ。

他のところがどんな感じなのかはわからないのですが、どちらかというとライトな感じで、
飲もうと思えば夕食時にお酒も飲めるし、堅苦しくない感じでした。

基本はいろいろ共同なんですけど、気になる状況でもあるのでトイレお風呂付のお部屋に。
普通にいい旅館です。^^ お庭も見えて気分が安らぎました。