昨日の夜は急に雷が鳴って雨がざっと降りました。不安定な天気ですね。
今日も晴れていたかと思ったらどんよりで、春を感じますねー。
さて、奄美大島の旅の話を続けていきたいと思いますが、
2日めから宿泊した奄美大島の南部の宇検村は「ケンムンの棲む郷」をうたっていて、
街のあちこちにケンムンの像があるのです。
ケンムンというのはガジュマルの木に住むとされる木の精霊です。
奄美大島や徳之島で語られている存在で、沖縄のキジムナーに近いんだとか。
基本的には人間に危害を加えないということなんですが、いたずらするのもいて、
それを逆手にとって人間の方がケンムンを使うなんて話もありました。
ということで、そんなケンムンの像を見てきました。
まずは、湯湾地区の集落の入り口にある公園にて。湯湾ケンムン公園です。
像の近くにはケンムンに関する民話が書いてあって、タコが嫌いだって話でした。
続いて、湯湾の集落を通り過ぎて歩いていくと田検集落が。
こちらでは、バス停に立派なカジュマルの木があって、そこりケンムン像がありました。
どこにあるのかな?って感じでしたが、裏手に回ってみると楽な格好をしたケンムンが。
この感じ好きです。^^ ここにあった民話は、夜はケンムンの話をしちゃダメだって話。
このほかに、宇検集落と屋鈍集落にあるそうなんですけどそちらはちょっと遠いのでパス。
宇検から名瀬に向かう際に、前に見に行ったアランガチの滝の近くのトンネルを過ぎると、
そこにも大きなガジュマルの木が。ここにアランガチのケンムンがいます。
ここの話がちょっと怖くて、生まれてきた子に呪いのようなものをかけるって話。
で、これで終わりだと思っていたら、名瀬方面に数百メートル走ったところに案内板があって、
気になったので見に行ってみたら、イジュンゴという湧き水が出る泉がありました。
なんとそこにもケンムン像が。これは持っていた地図にはなかったのでうれしかったなー。
ふーばてのケンムンというそうです。
ってことで、全部で4つ見つけられました。あと2つはいつか見に行こうかなー。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。