車掌の妙技

また重くなってきましたね、このブログ。
つながらなくてももう1度クリックしてください。m(_ _)m

ということで、一人旅の旅行記です。
今回は広島編2~広電で宮島に。

原爆ドームをあとにして、向かったのはもう1つの世界遺産、厳島神社でした。

で、宮島まではJRでも行けるんだけど、
ちょうど原爆ドーム前から路面電車である広電が走っていたので、
これに乗ってえっちらおっちら(とまあ歩いていませんが)向かいました。

だいたい1時間くらいかかったんだけど、
信号待ちとかもあるし、しょうがないですね。

で、そこで目を奪われてしまったのが、車掌さんの動きっぷりだったんです。

俺の乗った電車は4両くらいあってけっこう長かったんだけど、
そのドアの操作は一番後ろの車両の真ん中にいる車掌が操作していたんです。

で、普通の電車と違って、まあ、タイプとしてはバスに近いんでしょう、
ドアそれぞれにスイッチがついているようで、
駅に着くと、乗る人が待っているところに近いドアのみを開けていたのです。

さらに、自分の前にあるドアからは降りる客もいて、彼らからは料金を徴収しているわけ。

降りる客もなれたもんで、駅に着きそうになるとドアの前に並びだす。
そうすると、車掌はその人たちから料金をあらかじめもらっておくんですね。
カード払いの人はカードも通しちゃう。

最後の方になってくると、降りる人も多くなって、
手を伸ばして届くところまでの人から料金を徴収していたんだけど、
どこまで把握しているんだろうね。

さらにさらに、
駅と駅の間がちょっと長くなるようなところでは、
電車の中を回って両替に応じていたんですよ。

だから、休まる時間がないわけだね。

走っているときは両替する人がいないか電車内を行き来し、
駅に着きそうになると定位置に戻って降りる客からあらかじめお金をもらい、
駅に着くと乗る客のいるところだけドアを開け、
全員が乗ったところで発車ベルを押す。

ありゃ、相当要領のいい人じゃないとできないね。
あの人はプロだよ。

そんな動きに感動しながら電車に乗っていると、途中でドバッと人が降りました。
その駅名がなんと「楽々園」っていうんですよ。

すげー名前だよね。
しかも、そこでかなりの人が降りちゃったんだよ。

いったい何があるんだ楽々園!

そんなトピック満載の広電なのでした。

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