スジをひいてみよう

昨日は新潟まで日帰りで「ダイヤ作成講座」を受けに行ってきましたが、その様子を。
司会の方がゆっくり丁寧に教えてくれたのでとても分かりやすかったです。

午前中の1時間では、ダイヤグラムの基礎知識を教えてもらいました。
記号の読み方とか、「刻み」とか「ヒゲ」と呼ばれる「秒」を表す印のこととか。

それらの記号がまとめられた定規を記念品としてもらえました。
これを見ながらだと書きやすいよって。なかなか考えられてますね。^^

練習問題があって、さっそく自分で書いてみようということでした。習うより慣れろ。
この程度ならさっさかできちゃいます。こんな感じのものを書いたんです。

1本だけだとなんだかさびしいので、3問目のところに第1問と第2問のものを写しました。
こうなるとそれっぽく見えますよね。上が新潟なので、右上がりの線が下り電車です。

午後の1時間では、いよいよ自分たちが乗る臨時列車のダイヤを書込みます。

その前に、臨時列車の時間設定をどうやってするのか、というお話があって、
定例で走っている列車を邪魔しないようにするのはもちろんのこと、
出発駅や到着駅では、どのホームに列車を入れるのかを考えなければいけないし、
条件が多すぎて、1つの列車を追加するだけでもずいぶんと大変そう。

今回の企画のためにも臨時列車が1本設定されているわけで、
そんな面倒な仕事を増やしてまでもこのようなイベントを開催していただけるというのは、
それだけの熱意というか思いがないとできないことだなーって思いました。

で、今回は、そんな臨時列車の時間設定なんて初心者にできるわけもないので、
あらかじめ設定しておいてくれたものを既存のダイヤグラムに書き込むという形でした。

ということで、こんな感じでできたんですけど、4か所も間違ってました。
なので、それを訂正して完璧に完成したものが右側のものです。どこが違うかわかりますか?

帰りの列車の列車番号が書いていない、帰りの列車の越後石山駅の出発時間が違う、
それから、新津駅での運転停車の記号を2か所書いてない、この4か所でした。

時間の違いは、見直しの中で自分で気づいたので良かったですけど、
自分的には減点25で75点ですね。配点は自分の勝手な設定です。

実際には、コンピュータを使って書いているんだと思うのですが、
かつてはこうやって手書きだったんですものね。なかなか大変なお仕事です。

それが通称「スジ屋」で、何かあったときにささっと対応できるのはすごいですね。
みんな真剣に取り組んでいたみたいでした。時間があっという間に過ぎていくんだもの。

時間を1から設定するにはいろいろな資料が必要なので、
一般人には見せられないものもあるようで、それはちょっと実現が厳しそうだけど、
今回は単線での行き違い、というのがなかったので、そういう話を次は聞いてみたいかな。

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