高森湧水トンネル

週末は台風。土曜日はずっと家にいたほうがいいでしょうね。
ちょうどお休みになっていたので良かったです。どこにも行けないけど。

さて、九州の旅は熊本・阿蘇を回っていますが、
白川水源の後は、高森湧水トンネル公園にも行ってきました。

11年前と変わらない感じでよかったです。

トンネルの中には七夕の飾りがずらっと並んでいて、
地域の方々が作っているわけですが、毎年の風物詩なんでしょうね。

一番奥には「ウォーターパール」というのがあって、
特殊な音波で水を球形の粒にして、さらにストロボライトを当てています。

ストロボの間隔を変えることで、水の粒が止まったりしているように見え、
なかなか不思議な様子を見ることができるのでした。

おもしろかったのは、水が落ちて撥ねるのですが、
その撥ねる様子もスローモーションに見えるんですよね。

ということで、動画をどうぞ。

一番奥の壁からは、相変わらず水があふれ出てきていますが、
この水は、鉄道のトンネルを掘っていたところ、地下水源を切断してしまい、
大量の水があふれ出てくるとともに、近隣の水源を枯らしてしまったのが原因。

そのため工事は中止となり、
高千穂まで伸びるはずだった鉄道は、ここ高森止まりとなりました。

というのを見学して、さて次へ、と思っていたら、
近くに「湧水館」という資料館があったので寄ってみることに。

2階からは阿蘇山が見えましたが、頂上付近は雲の中。
たしかにあれでは何も見えないんですよね。

で、気になっていたのは、水があふれた後、各地の水源はどうなっているかで、
今は、あふれた水をポンプでくみ上げて、それを各地に配っているんだとか。

なので、かつては天然水を使っていたんだけど、
今は、配水の関係で水質の管理が行われているので、
カルキ臭いと感じてしまう方もいらっしゃるんだとか。

「湧水館」の前にも蛇口があって、湧水を汲むことができるのですが、
そこから出てくる水は処理されていない水なんだそうで、
天然水を求めて各地から水を汲みに来ているというお話でした。

やはり、話を聞いてみるものですね。

で、その資料館の女性となんやかんや話をして、
そのなかで、近くの名所を教えてもらいました。ありがたかったなー。

ああいう出会いというのが本当にうれしいです。
とてもいいところを教えてもらえたしね。次はそこの話。

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