12月になりました。今月はいろいろお金を使ってしまいそうです。
さて、先週のことなんですけど、読売新聞の東京本社を見学してきました。
6月に東京都議会の傍聴に行っていますが、後期は新聞社見学にしてみました。
前々から新聞社の見学は行ってみたいと思っていたのですが、
コロナ禍で各社が見学を休止してしまって、再開後もあまり魅力的なプログラムではなくて。
なんですが、先月の頭ごろに、見学プログラムが新しくなったという記事が載っていて、
それを見てすぐにコンタクトを取って、なんとか学期内に行くことができました。
本社は大手町にあって、ビルばかりで迷っても困るので早めに集合してもらって、
まずは、近くにある「将門塚」に立ち寄りました。いろいろな話のあるところですね。
それから、読売新聞本社といえば箱根駅伝ですね。スタート・ゴール地点にも。
本社ビルは大きな建物で、33階まであるって話でしたかね。立派です。
3階にあがっていくと猫ピッチャーのミー太郎が出迎えてくれました。かわいくて大好きです。
見学プログラムは、まずは新聞の作成過程、それから記者の心得についてをVTRで。
それから、社内見学でした。業務中のフロアに入れたのは貴重な体験でした。
初めに行ったのが編集部のあるフロアで、吹き抜けでつながっていて連携がとりやすい構造に。
時計があちこちあったのも印象的でした。締め切りを守ってね、ってことですかね。
28階からの景色も素晴らしかったです。残念ながら、雲のせいで富士山は見えませんでした。
12回には中庭もあって、気分転換はできそうな職場でしたね。
で、普通ならそれで終わりなんだけど、その後に記者をやっていた方のお話を伺う機会が。
今回の会社見学を視察に来ていた元記者の方が、特別にお話をしてくれることになったのです。
なかでも印象的だったのが、緊急ニュースが飛び込んできたときにどう動くかという話で、
それぞれの部署でどのような記事を書くべきなのかというイメージが各々ですぐにできるので、
それに向けて一斉に動き出して、それらをまとめて記事にしていくという流れを、
とても臨場感ある表現でお話をしていただきました。
また、最後に、この数週間でテレビなどへの風当たりが強くなってきているわけですけど、
新聞は多くの人が関わって、真実であると確信した内容を伝えているわけで、
SNSなどの個人の意見がそれを上回って信頼されていることにがっかりしているというお話が。
個人的には、そういうところがある意味で「おごり」と映ってしまっているのではないか、
そう思わないところもないんですけど、でも、おっしゃりたいことはよくわかって、
新聞もテレビも誤報を打つことはありますが、SNSやネットとは比べ物にならないわけで、
それが逆に「テレビは信じられない、ネットが本当だ」となってしまうのは話にならなくて、
そういった状況を危惧しているというのは、その通りなんだと思いました。
ということで、本当にいい時間でした。最後にこういう時間を取れてよかったです。
記者さんのお話は特別だったので、通常の見学コースではありませんが、
VTRでは記者さんのお話は聞けますし、社内見学もいい刺激になると思います。
一般の方でも参加できるみたいなので、興味のある方はぜひ。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。