正午にどかーん

明日は映画を見に行く予定ですので、
ひさしぶりに香港ネタ以外になるはずです。

なるはずです。

とはいえ、香港ネタかいてて面白い。面白いのは俺だけかもしれないけど。
ってことで、香港旅行記5~「ヌーン・デイ・ガン(午炮)」です。

今回の旅行では、事前に「地球の歩き方」を買ったんだけど、
それをぱらぱらめくっていたら「歴史的いわれのある号砲」という、
毎日正午ちょうどに空砲を一発放っているところがあると。

場所は銅鑼灣(トンローワン)の近くの海沿いの場所。

行く前に香港の友人にそのことを伝えたところ、
「そんなの知らないよ」という反応が。

しょぼいのかなー、と不安になりつつ向かいました。

で、ガイドブックによると、その場所へは地下通路を通っていくとのこと。
しかも、その入り口は駐車場なんだって。

ということで、駅を降りてその地下通路がある「世界貿易中心」の方向へ。

前回書いたように、観光地までの標識がいっぱいある香港。
この「午炮」までも標識が出ていたんだけど、
その方向に向かうと、今来た方向に標識が出ている。

ということで、行き過ぎたってこと。
でも、その2つの標識は10メートルくらいしか離れてない。

ってことは、ここ? とビルの裏手に入ると入り口がありました。
扉を入ってみると「午炮」への標識が出ていました。

階段を下ると、まずは駐車場。その奥に地下通路が。
通路にはホテルに海水を運んでいる管がむき出しでかなり怪しい。

で、すぐに地上へ。そこにありました、大砲が。

ちょっと早く着いてしまったので、ぶらぶら散歩して帰ってくると、
ちょうど制服を着たおじさんが準備してました。

でもこのおじさん、今はきれいなかっこうしてるけど、
さっきまでTシャツ1枚だったんだけどね。

奥にある火薬庫から砲弾を取り出し、セッティングしてあとは待つのみ。
ちらちらと時計を確認。そして、そのときがやってきました。

では、その模様を発射1分前からご覧ください

タメもなく一気に引き金を引いたもんだからびっくりしました。
音もかなり大きくて、ちょっと耳鳴りもしたくらい。

20人くらい観客がいたんだけど、ざわざわとしたのち拍手が。

で、発射後は中に入って大砲が間近に見れたんです。
なので、近くからパシャパシャと。

さらに、ずっと見てたらおじさんは大砲の片づけを始めました。

海沿いなのでそのままにしてるとさびちゃうんでしょうね。
大砲の中を掃除したあと厳重に覆いをかぶせてしまいました。

からの砲弾ほしかったなー。
さすがにちょうだいとは言えなかった…。

で、最後まで様子を見てしまっていたので、
この後昼食を一緒にするということで待ち合わせをしていたんだけど、
かなり待たせてしまったのでした…。

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