学都仙台・楽都仙台

いよいよ投票日はあさってですが、
残念なことに、その日は塾の学力テストの採点をしなければいけないので、
選挙速報を見ることができないのです…。

いつも楽しみにしているのになー。とても残念です。

さて、仙台の話は今回でおしまいです。

松島から仙台に戻ってきて、そこから仙台市営地下鉄に乗ってみました。

まあ、地下鉄なんてどこも同じようなもんなんでしょうが、
仙台地下鉄がちょっと違ったのは、切符ですね。

改札を入ったら、入った駅名が印字されたんです。
まあ回数券ではよくある風景だけど、普通乗車券だからねー。

ってことは、普通は買った駅からじゃないとその切符は使えないけど、
そうじゃなくて、どこからでも使えるってことなんだよね。

例えば、なんか大規模なイベントに行く場合、出発地で2枚買っちゃえば、
帰りの切符を事前に買っておくことができるってわけだね。

まだ路線が1つしかないからできることなのかな?

さて、仙台から地下鉄に乗って2つめの「勾当台公園」駅で下車。
そこから歩いて「せんだいメディアテーク」に向かいました。

前日にバスで目の前を取ったときはスルーしちゃったんだけど、
なんかちょっと気になったので行ってみることにしたのでした。

バスでの説明では、この建物は柱がなくて、
さらに、壁はガラス張りというとても特殊な構造をしてるって。

行ってみるとたしかにガラス張りで、中の柱のようなものも形がおもしろい。

で、入って中をカメラで撮影していたら、受付のお姉さんがやってきて、
中を撮影するならこれをつけてください、と、
「撮影許可」と書かれたネームプレートのようなものとともに、
写真撮影についての注意事項の書かれた紙をくれました。

注意事項としては、
フラッシュはダメ
建築物の撮影は自由
人物は写さないこと
(プライバシー保護のため)
なんかが書いてありました。

ってことで、なかなか厳しいなーと思ったんだけど、
まあでも、撮っちゃダメっていわれてるわけではないから、
勝手に撮り出した私が悪いってことで。

で、話は戻って、この建物は柱がないんだけど、
柱のような「チューブ」が建物を支えているのです。

さらに、この「チューブ」に階段やエレベーターも囲まれているので、
昇り降りをするときも観察できてなかなかおもしろかったですね。

特に、エレベーターはいいよ。
中の階数表示板が基盤むき出しってのもいいけど、やっぱ天井ね。
天井は透明だから、上まで見えるんです。

2階から4階は仙台市民図書館で、多くの人が利用していました。

5階と6階は展示スペースで、いろんなイベントをやっているみたい。

で、7階はスタジオってことで、いろいろと創作活動をしているんですね。
学生さんらしき人たちがせっせと研究していました。
なので、かなり場違いだからさっさと退散。

と思ったんだけど、この7階はこれまでの創作活動の閲覧できて、
おもしろそうなので、いくつか見てきました。

あと、奥の方にはこの建物の設計図というかイメージ図が、
計画段階のものから掲示されていたので、好きな人にはたまらないのかも。

ってことで、ものを創るってことを大切にしているなーって、
そう思わせるような施設でした。

その点では、21世紀美術館のある金沢となんか似ている感じが。

写真撮影に対する対応も、ものを創る場として、
人々の権利をしっかりと考えているからこそのものだったのかなと。

仙台城跡とかそんな歴史的観光名所しか頭になかった仙台で、
この近代的建物が何で観光名所になるんだ?と最初は思ったんだけど、
実際に行ってみてよかったですね。

あ、ここの地下には活版印刷機が保存されているんだって。
たまに、活字を拾って印刷できる体験会をやっているみたいです。

ちょっとやってみたいなー。まさに、「銀河鉄道の夜」の世界だね。

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