2025夏の旅の事件簿その1・「陸の孤島」に

早めにお盆休みが終わりまして、今日からまたお仕事です。
ということで、昨日までのお休みの時期に郡上八幡に行ってきました。今年も踊りました。

その話をしていきたいところですが、本編は来週以降にするとして、
先に、ちょっと大変だったという話を2つほど。

郡上八幡に行ってきたのは日曜日のことで、こちらではまだ雨はそこまででしたが、
郡上八幡に着くとなかなかの雨が。それでも踊りは行われたのでした。たくましいですね。

で、夜も豪雨が時折降って、翌朝の早い時間には市内の北部で警戒レベル3が発令。
スマホから軽快なメロディが鳴ってきて起こされました。まだ5時台だというのに…。

その日は高山から名古屋へ走っているバスに郡上八幡から乗車する予定だったのですが、
起きた時にはすでに運休が決まっていて、時間を早めて郡上八幡から岐阜に向かうバスに乗ろうと。

と思っていたら、高速道路(東海北陸道)が大雨のため通行止めになってしまいまして、
そちらのバスも走らないことになってしまったのでした。

残された手段は長良川鉄道です。郡上八幡から北は運休となっていましたが、南はその情報はなく。

朝食を食べて、いざ出発となったら、宿の方が鉄道も運休になったと教えてくれました。あらあら…。
ただ、バスの運行再開は期待できなかったので、とりあえず駅に行って運転再開を待つことに。

宿の方に駅まで車で送ってもらって、駅には列車は止まっていたけど窓口が開いていなくて、
とりあえず車内で待たせてもらえたのでそちらに。クーラーきいてるしね。

雨も弱まっては来たんだけど、郡上八幡の南の方ではまだ降っているようで、なかなか再開せず。

駅には観光案内所があって、そこで外国人のグループがタクシーで行けないのかと相談中。
でも、この時は一般道の国道と県道も通行止めになっていたのでした。まさに孤立状態。

駅に着いたのは9時ころで、昼が過ぎても再開する見込みはなく、これはまた郡上八幡に1泊かなと。
でも、次の日も雨が予想されていて、同じ状況が続いてしまうのではないかという心配も。

昼過ぎには列車を車庫にしまうということで外に出されてしまって、あきらめムードも高まりました。

そのあたりで道路状況を確認したら、国道の通行止めが解除されていたのでした。
そこでタクシー会社に電話してみたら出払っていたみたいで、30分後に電話してみてくださいと。

同じようなことを考える人はたくさんいるわけで、地方なのでタクシーの台数も少ないしね。
またかけようと思っていたら、10分後に折り返しが。配車できると。やったー。

それが13時過ぎのことで、ようやく脱出することができたのでした。
駅に着いてから4時間ほどだけど、体感はもっとでしたね。ただただ何もすることがなく。

宿の送迎で駅まで来た人たちに声をかけて乗ったのでタクシー代はある程度抑えられました。
いやー、本当に移動で来てよかったです。7年前の奄美大島のようにはならずにすみました。

6年前には唐津で同じように大雨で足止めを食らいましたが、その時はバスで抜けられたんですね。
その経験があったので、どうにかなるだろうと思ったのがよくなかったですかね。

その日は鳥羽に行く予定だったのですが、なんとかそれも間に合いました。
いけなかったら、鳥羽の旅館のキャンセル料に郡上八幡の追加の旅費がかかるところでした。
それが回避できるなら、タクシー代はたいしたことありません。1人4000円くらいだったし。

ということで、大変だったことの1つでした。もう1つは次回に。

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