今日は暑いくらいでしたね。ちょっと日焼けしたみたいです。
ということで、今日も朝から出かけてきました。
まず向かったのは、国立公文書館です。
国立公文書館は、その名の通り、公文書を保存管理している機関で、
ここでは定期的に展示会を行っているそうなんです。
で、ちょうど今は春の特別展示をやっていて、
過去の貴重な資料の原本を見ることができると。
そんな情報を教えてもらったのがおとといの話で、
今回の企画展が今日までっでことだったので、慌てて行ってきたのでした。
今回は「高度成長の時代へ 1951-1972」というタイトルで、
この時期に作られた公文書がいろいろと展示されていたのですが、
まずは日米安全保障条約からのスタート。いきなりすごい。
60年安保のところでは、岸内閣総辞職の理由が書かれた文書があって、
それもすごいけど、隣のページには閣僚の辞職願が透けて見えてました。
あとは、所得倍増計画を発表した所信表明演説案があったり、
「もはや戦後ではない」と記された経済白書も。
経済白書は初めてちゃんとその前後を読んでみましたが、
「もはや戦後ではない」の意味を誤解していたことがわかりました。
この資料はけっこうスルーされてましたね。ああ、もったいない…。
東海道新幹線や首都高の計画書、東京オリンピックの資料もありました。
そして、最後に待っていたのが日本国憲法の展示です。
国立公文書デジタルアーカイブで見たことはあったんだけど、
原本を生で見ることができるなんてね。ありがたい話です。
で、その後には、国立公文書館に関する法律が展示してあって、
そこでは今上天皇の御名御璽を見ることができました。
昭和天皇のは何度もあるだけど、今上天皇のは初めてなんじゃないかな。
さらに、この文書は小渕首相の代理として野中官房長官が署名していて、
それもまた貴重なんじゃないかなって感じですけどね。
(どうやら首相はこの時期にサミットなどの関係で不在だったみたい)
こんな貴重な資料が満載な展示会でしたが、人はけっこうまばらで、
来ていたのは歳を重ねた男性がほとんどでしたね。
定期的にいろいろと見せてくれているようなので、
また行きたいかなーって思いました。無料だしね。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。